塾に頼らなくても成績を上げる子になってほしい。

塾を経営して5年が経ちますが、まだまだある境地には至っていません。

私の教え子には全員塾に頼らないで成績を上げてほしいのです。

ゆくゆくでも構いませんが、塾に通いながらその力を身につけてほしいのです。

 

なんか矛盾してますよね。

塾に通ってもらいながら、塾に頼らないようにしてもらいたいなんて・・・

でも、それは私の理想なんです。

 

このブログでも何度も言っていますが、塾なんて通う必要はないんです。

自分で勉強して成績を上げることができるのなら、塾なんて必要ないんです。

でも、それが無理だから塾に通っているわけですよね?

 

ただ、その環境に身を置いた状態で成績が上がったとしても意味はありません。

それは、塾という環境があるから成績が上がっているだけで、塾という環境から離れてしまえば途端に成績が上がらなくなるということになるのです。

 

塾に依存が始まってしまうと、塾無しでは成長できない子になってしまっているわけです。

塾としてはその方がいいでしょう。

そうしてしまえば、塾に通い続けてお金を落としてくれるわけですから。

 

でも、それって子どもをダメにしていることになりませんかね?

お金を払わないと成長できない子って、その子の才能や可能性を否定していることになるじゃないですか?

 

私が言いたいのは、塾に依存しすぎてはいけないということです。

ゆくゆくは塾を離れても大丈夫なように準備してほしいのです。

そのためにやってほしいことは、家での勉強習慣をしっかりと身につけることなのです。

 

塾に通えば成績が上がります。

そうすれば勉強の意欲が上がってくるでしょう。

成績が上がったら、子どもに欲を持たせることが大事なんです。

 

そうすれば家庭で勉強する習慣も身につけられるかもしれません。

むしろそうしないと勉強の意欲は湧いてこないでしょう。

 

塾はあくまでもきっかけ作りです。

成績が上がってきたら、家で勉強する習慣を身につけさせて下さい。

そして、もし塾が不要だと思ったら、すぐに塾を辞めた方がいいのかもしれませんよ。

 

塾の経営者がこんなことをいうなんて信じられないことかもしれません。

もちろん、私の塾だって塾生がいなくなればつぶれます。

塾だって利益が出なければダメなんです。

 

しかし、私は塾が必要ない子を指導する必要はないと思っています。

塾が不要になり、自分でできる!という自信がついた上で塾を辞めるのであれば、私は喜んで送り出すでしょう。

そのためには、自学自習ができないとダメですけどね。

 

ぜひ挑戦してみてください。

塾に通っているから家で勉強しなくていいなんてことはありません。

 

むしろ塾に通いながら家での勉強習慣を身につけさせてしまいましょう。

塾に頼らずとも成績が上げられることが証明できれば、塾なんて行かなくていいわけですから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。