その努力はあなたの手柄だよ。

塾に入って初めての定期テストを終えた子が成績を持ってきました。

今回の成績はバッチリ上げてきましたね。

 

まぁあれだけ勉強してましたし、本人も「こんなに勉強したことない」って言ってましたので、上がるに決まっていたんですけどね。

正しい勉強法で、正しい量を勉強すれば、成績なんて簡単に上がるんです。

 

とはいえ、これは本人の頑張りがなければ達成できないことです。

この子は塾の言いつけを守ることができたんです。

点数を上げようと頑張り続けることができたんです。

 

どれだけ塾がその生徒の成績を上げたいと願っても、本人に上げる気がないなら絶対に上がりません。

なんとなく勉強していたら、成績が上がっていた・・・なんてことはないんです。

だったら、学校の授業だけで成績は上がるものでしょう?

 

本人の意思がないとどうにもならないんです。

才能はあっても、成績を上げる気がないなら、塾にはどうすることができません。

 

むしろ、塾に通うのがもったいないかもしれませんね。

勉強のやる気が起こってから、塾に入れ直した方がいいんじゃないかとも思います。

休塾するというのもアリかもしれませんね。

 

本人が納得した上で勉強をやらされているのならいいですが、そうでないならその子にとって勉強は苦痛でしかありません。

本人のやる気がない中で勉強を強制すると、ますます勉強が嫌いになり、どんどん成績も下がってしまいます。

 

だからこそ、子どもの納得が必要なのです。

それは親子の会話でしか獲得することができません。

 

私でも子どものやる気を上げることはできなくはないですが、私はあくまでも他人なんです。

理想は親子での共通認識なんだと思いますよ。

 

親だけが子どもに理想をぶつけてもダメなんです。

子どもの意思がどこにあるのかを確認してくださいね。

 

ちなみに、子どもが一度でもやりたいと言ったことに関しては、その子に言った責任を持たせてくださいね。

ちょっと辛くなって挑戦することを止めてしまえば、この子は逃げ癖がついてしまい、今後も挑戦することを逃げてしまいますので。

 

 

それでは、今日はこの辺で。