才能のせいにしたらすべてが終わる。

塾内定期テストの採点をしてみると、どの生徒が頑張っていてどの生徒がサボっているかがよくわかります。

何度もテストの予告をし、学校ワークを進めるように言っていても動き出す子と動き出さない子がいます。

 

そもそも動き出さないなら塾なんて辞めてしまえばいいのにと思います。

何のために塾に通っているのか、点数を上げたいからじゃないのかと思ってしまうんです。

 

とはいえ、頑張っている子も確かにいます。

でも、それはいつものことです。

頑張っている子は常に頑張っているんです。

 

だから、点数は高得点、順位は上位なんです。

こういう子っていつも立派なんですよね。

 

私はテストの点数を上げるのに才能は関係ないと思っています。

むしろ才能のせいにしたら負けです。

 

ただ頑張りが足りないだけなんです。

単に情熱が足りないだけなんです。

点数を上げようという気がないんです。

 

土日に朝から晩までテストのために勉強を頑張っていましたか?

毎日2~3時間、家でワークの繰り返しをしていましたか?

そして、保護者の方々はその確認をしていますか?

 

点数が上がらないことに、勉強の才能は関係ないです。

努力もせずに才能のせいにするのは、努力をして点数を上げている人に失礼です。

 

頑張って頑張って、これ以上頑張れなくなったら、才能のせいにしてしまいましょう。

そこまで行ったら勉強の才能がゼロなんです。

そういう人は、今すぐに勉強を止め、他の分野で才能がないか探した方が身のためかもしれませんよ。

 

でも、そこまで頑張れる人がいないんですよね。

それでも、才能のせいにしてしまう。

正直、それは逃げでしかありません。

 

努力をして才能がないことがバレるのが嫌なんではないでしょうか?

一生懸命勉強しても成績が上がらないのは格好悪いですからね。

ガリガリ努力するのも時代遅れ的な風潮もありますし。

 

でも、そんなことを気にしていたら、何も踏み出すことはできませんよ。

まずは、やってみることが大事です。

とにかく頑張ってみることが大事なんです。

 

自分の才能うんぬんを言うのは、それからでも遅くはないですよ。

ちなみに、私は塾生全員が勉強の才能があると思って接しています。

そうでなければ、みんなと一緒のことをやらせませんし、教える内容も簡単なことしか教えません。

 

才能がない子にいくら教えても無駄ですからね。

そんなことは私もしませんよ。

うまい具合に教えるフリして終了です。

 

でも、今、目の前にいる生徒たちにそんなことはしていません。

才能がある子に対してそんな失礼なことはできません。

本気で全員が成績を上げることができるのだと信じています。

 

もし、そんなことありませんよと否定するのであれば、うちの塾は合いませんし、遠慮してもらいたいですね。

逆に私の意見を支持してくれるのであれば、とにかく中途半端な努力はさせないでくださいね。

 

来週も英語と社会の塾内定期テストがあります。

この土日にどれだけのことをしてくれるのか、大いに期待しておきますね。

親子が協力して成績を上げることがいかに大事かを見せつけてほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。