千葉県公立高校の定員がかなり減らされましたね。
詳しくは、千葉県教育委員会のHPへ⇒こちらへ
ただ、この地域と関係があるのは第5学区であり、その中で学級減があったのは、匝瑳高校と銚子商業だけでした。
匝瑳高校の普通科と銚子商業の海洋科が1学級減となりましたね。
どちらも何年にも渡って定員割れを起こしてきた高校です。
1学級減となるのは必然と言えるでしょう。
この二つの高校で変化があったとしても、第5学区全体には影響はないでしょうね。
ちなみに、千葉県全体でいうと34学級もの学級が減っています。
34学級×40人と考えると、約1360人の生徒の受け入れ先がなくなったことになります。
去年との比較で、千葉県の中3生の数が約2050人減っていることからすると、妥当な数字なんでしょう。
少子化はすごい勢いで進んでいます。
それは全国的な流れであり、茨城県も例外ではありません。
そういう経緯もあって、公立の中高一貫校ができたわけですが、茨城県の公立高校も定員の変更が考えられると思います。
いまだ発表とはなっていませんが、来年度の入試は定員変更に注意しておきたいですね。
今年度の入試は、この地域の高校のほとんどが定員割れを起こしてしまい、ほとんどの高校で全員が合格となってしまいました。
全員合格になるような受験が続けば、努力が必要なくなり、この地域の子たちはますます勉強しなくなってしまうでしょう。
それは、大学進学を諦めることにつながり、地域の進学校の低迷につながってしまいます。
できれば、適正な人数になるまで定員を減らしてほしいですね。
そうでなければ、受験勉強を頑張る気力を持つことはできないでしょう。
もちろん合格するのかしないのかを不安に思うのは嫌だとは思います。
しかし、そういう戦いに勝ってこそ大きな成長を遂げることができるのです。
ぬるい戦いでは、子どもの成長を促すことは難しいでしょうね。
最悪、高校で不合格になったところで、人生においてはまだまだやり直しがきくレベルです。
であれば、果敢に挑戦してもらいたいですね。
人生初の努力する絶好の機会、この機会を逃しては努力する場がなくなってしまいますよ。
それでは、今日はこの辺で。