テストは参考書や教科書を見ながら受けることはできません。
テスト直前までに頭にたたき込んだ知識を使って、問題を解くしかないのです。
テストの問題が解ける解けないというのは、その問題の解き方を知っているか知っていないかに他なりません。
であれば、とことん暗記をしてもらう必要があります。
うちの塾では講習ごとに暗記をさせています。
そして、その努力はゆくゆくテストで発揮されるのです。
例えば、日本の県名と県庁所在地です。
実力テストの社会で問われるときに、知らなければ答えを書くことができません。
実はこれ小5のときの暗記事項なんです。
小5のときにしっかりと暗記をしている子は中学生になっても余裕で答えられるでしょう。
しかし、小5のときに勉強をサボっていた子は、中学生になっても答えることはできません。
もし、中学生のうちに覚えておかなければ、多分一生答えることができないでしょう。
高校生になって県名と県庁所在地を覚えさせることはありませんし、下位の高校に通っている子は日本のことを覚えて何になるのかと、こういう知識を無視するでしょう。
もちろん、これを覚えただけで社会で高得点がとれるわけではありません。
しかし、確実に2点ないし3点がもらえるのです。
それをコツコツ増やしていって初めて高得点がとれるようになるんです。
他には英単語です。
特に不規則動詞変化表を今回のテスト範囲にしているのですが、これも覚えておかなければならない必須の内容です。
不規則動詞が出ないなんて入試はありませんし、これを知らないで大学入試を解くことなんてできません。
英語を勉強する上で確実に覚えておかなければいけない知識なんです。
しかし、これを学校で覚えさせることはしません。
塾すらも覚えさせることをしない場合があります。
そうなると、自主的に覚えなくてはいけないということになりますが、そんな自主性を持った子なんてどこにいるのでしょうか?
大事な知識であるということは、指導者であれば全員知っていることですが、それを生徒に暗記させようとはしないのです。
むしろこれを知らないで、高得点を狙おうなんて無理に決まっています。
このようにうちの塾ではテストの点を上げるために、確認テストをやっています。
しかし、期日中にすべてを暗記しようと思っている子が少ないですね。
計画的に進めている子もいますが、後一週間しかないのに終わりそうにない子が多いんです。
今年は夏休み自体が少ない異例の年です。
イレギュラーなことが起こると、それに対応するのは確かに大変かもしれません。
ただ、大変だからといって暗記を後回しにしても、いいことはありません。
このブログをご覧の保護者の方々は、自分の子が30日まですべてのテストを合格できるかどうかを確認してくださいね。
期日を守れないというのは、大変残念なことです。
ギリギリになっても構わないので、しっかりと努力をさせてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。