先日、テスト結果を持ってきてくれた子が盛大にやらかしてくれました。
もちろん、いい方で!笑
過去最高得点の、過去最高順位を達成しました。
この子は以前ブログで書いた子なんですけど、まあ私の読み通りいい結果を出してくれましたね。
長年生徒を見てきたので、こういう子は伸びるって分かってしまうんですよね。
※詳しくは以前のブログをご参照ください
生徒がどれだけ勉強すればどれだけ伸びるのか、大体見ていればわかります。
目を見ればわかりますし、行動を見ていればわかります。
成績を伸ばす子っていうのは、勉強に没頭できるんです。
勉強中、ボーとしたり、眠くなってしまったり、お絵かきしたり、問題を解くのが遅かったり・・・
そういう子はある程度まで成績が伸びても、それ以上成績は伸びません。
何度も同じミスをやらかしますし、覚えていたことが思い出せなくなります。
結局、大事なところでミスをしまくるのです。
これは、本人の危機感の欠如が問題なんです。
毎日コツコツ勉強していたのに、成績が上がらないんですけど!!
とご不満の方はご連絡ください。
きちんとその子のダメ出しをしますので。
いかに真剣に問題と向き合うのかで、成績が上がるかどうかが分かるのです。
それは、その子自身からほとばしる情熱がなければダメなのです。
こればかりは親でも先生でも、もちろん私でもどうにもできません。
本人の気構えが大事なわけですから、どれだけ外部がワーワーわめこうが、本人の情熱に火がつかないとダメなのです。
外部からの圧力で本人に火がつくこともありますが、あまり干渉すると逆効果になってしまいます。
それこそ、操り人形のように意思のない子になってしまいますし、そんな子に意思を示せといっても無理な話です。
では、具体的に情熱とは何なのか?
それは、○○高校に絶対に合格するという意思だったり・・・
将来、○○になりたいという憧れだったり・・・です。
その子がなんとしてでも合格するんだという強い意思を持たなければ、本当の成績UPは望めないのです。
その子が本当に○○になりたいという憧れが強くなければ、行動することはできないのです。
成績が伸び悩んでいるのなら、その子は本気になっていない証拠です。
もしかしたら、その子自体、何のために勉強しているのかがわかっていないのでしょう。
そんな状態なら、どれだけ勉強しても成績は伸び悩みます。
この境地は究極のものだとは思いますが、ある程度の成績では満足できないのであれば、その子の本気を引き出すしかありません。
それこそ、根気強く親子での会話が必要になります。
そのときは、くれぐれも親の意思を押しつけないでくださいね。
真面目に取り組んでいるからこそ、成績の伸び悩みは起こります。
しかし、もう一段階高みをめざすのであれば、本人の確固たる意思が必要になるんですよ。
ちなみに、うちの中2は黄金世代だと先日ブログで書きました。
その中でも、先日急激に成績を伸ばした子は、目の色が違いますよ。
授業では私の言葉を一言も漏らさぬように聞いていますし、宿題が多くても文句は言わないですし、しかも私が指示した以上のことをやってきます。
いつもこの子からは「○○高校に合格するんだ!!」という確固たる意思が伝わってくるんです。
こういう子に出会うと私もうれしくなっちゃいますね。
○○高校に合格させるのは当たり前で、その高校に行っても活躍できるように鍛えていきたいですね。
それでは、今日はこの辺で。