厳しい道を避け続けていたら・・・

この間入ったばかりの中3生にこんなことを言われました。

「友達がこの塾のブログを読んだらしいんだけど、厳しそうで嫌なんだって」と。

 

そもそも、うちの塾って厳しいんですかね?

もっと厳しい塾を知っているので、私の塾なんて中途半端なんじゃないでしょうかね?

私自身はもっと厳しくしたいところではあるんですが、地域柄抑えているんですよね。

 

基本的に成績を伸ばすために勉強させるのが私の塾のモットーなんです。

成績を伸ばすために必要な量の勉強をさせているだけなんですけどね。

 

 

ただ授業を受けているだけで成績が上がるんなら私も授業だけをやっていたいんですけど、そうではないんですよね。

成績を上げるのって、授業が大事なのではなくて、どれだけ勉強するかが大事なんです。

 

それが分かった上で「厳しい」と評価されているなら、私の認識が間違っていることになります。

正直うちと同じくらい厳しいか、うちよりも厳しい塾はこの地域にはあまりありませんし。

 

うちよりも「優しい」塾はたくさんありますけどね。

授業だけの塾や、授業と宿題がある塾、プラスアルファとして自習にも行ける塾なんかはたくさんあります。

そこに通わせても成績は上がるので、厳しいのが嫌なら優しい塾に行くべきなんでしょう。

 

優しい保護者様は、子どものために「優しい」道をどんどん選んであげるといいんだと思います。

子どもが大変な思いをしないように、子どもが傷つかないように、とにかく子どものために・・・

 

そして、いずれ「優しい」選択はなくなっていくと思います。

そうなったら、家で保護してあげますか?

外には「優しい」環境がないのであれば、家で保護するしかないでしょうね。

 

世の中が「優しさ」に包まれているのであれば、問題はありません。

いつまでたっても「優しい」選択が存在し、子どもをその道に誘導してあげたらいいんですもの。

 

でも、そんなことはありません。

社会はそんなに甘いところではないんです。

それは、保護者の方々ならご存じのことでしょう?

 

極端なことをいうと、最終的には引きこもりになってしまうんです。

引きこもり世帯というのは年々増加していますが、それは社会問題として処理されています。

「厳しい」社会に対応できずに苦しんでいる人がどんどん増加しているのです。

 

あくまでも私の所感ですが、少しずつでも厳しい道を選べる勇気のある子は、社会に出ても通用している気がします。

そういう教え子たちの多くが楽しそうに社会で働いていますしね。

音信不通の子もいるので、全員がそうではないですけど。

 

厳しい道があってもなるべく逃げないほうがいいと思いますよ。

最初は何事も挑戦してみてほしいです。

もしダメだったら、別の道を選べばいいのですから。

 

早めの失敗なら挽回するチャンスはいくらでもあるのです。

失敗というのは、遅くなればなるほど取り返しのつかないことになるものなので。

 

あ、ちなみに言っておきますが、私の塾が嫌なら来てはいけません。

嫌だと思ってまで通うことなんてないんですから。

 

私は自分の身の丈にあった塾を選ぶことをオススメします。

自分に合った塾というのは必ず存在しますので。

しっかりと塾探しをして、よい夏期講習を過ごしてくださいね。

 

なお、当塾の夏期の特別学習会の申込期限は7/15となっております。

期日に遅れることのないようにお願いします。

ご不明な点はお電話でお問い合わせください。

 

 

それでは、今日はこの辺で。