小学6年生に英語を教えていたとき、自分がまた新しい教え方で指導しているのに気づきました。
以前とある英語の参考書を読んで、「今度、これで教えてみよう」と思っていたんですよね。
それを自然に実践していたのです。
現在、中学生は5教科を一人で指導していますし、高校生は英数を指導しています。
しかし、昔は数学と理科専門の先生でした。
英語・社会・国語に関しては、本来は専門外だったのです。
そのため、その3教科は知識が足りない部分もあるので、いまだ参考書で勉強を継続しています。
塾の先生というのは、学校の先生に劣っていてはいけません。
だからこそ、研鑽を積むのは当たり前のことなのです。
一昔前の私よりも今の私の方が指導方法は進化しているのは確かです。
それは毎年新しい指導方法を取り入れ、年々進化を続けているからです。
もし、指導方法を確定してしまって、同じ指導を繰り返していては指導する面白みがなくなってしまいます。
そういう意味でも、塾講師というのは、日々進化を続けないといけないのです。
ただ、そういう風に成長を続けることができるのは、塾講師を専門の仕事にしている人だけです。
例えば、アルバイトで塾講師をしている大学生では、同じことはできないかもしれません。
ま、指導熱心な大学生なら、そんなことはありませんけどね。
ただ単に指導をしようと思うなら、2年くらい塾講師をしているだけで指導できるようになるでしょう。
問題はその先なのです。
指導の仕方というのは、教わってなんとかなるものではないので、自分オリジナルの指導法を試行錯誤する必要があるのです。
効果の高い指導方法を見つけていくことで、その先生の指導スキルは上がっていくのです。
そして、それが塾の評判となり、ひいては生徒の成績を上げることとなるのです。
もし通っている塾の先生の教え方がいまいちなら、個別指導ならベテランの先生に代えてもらうのもアリです。
教室長の先生、もしくはベテランの先生なら教え方に問題はないと思いますからね。
せっかく通っている塾です。
できるかぎり、要求に応えてもらえるように交渉してみてくださいね。
それでは、今日はこの辺で。