小学生から高校生までの子への教育関与はどれくらいであるべきか?

中学生の多くが漢字が得意ではありません。

読めることはあっても書けないというのが多いですね。

そして、書けたとしても意味はわからないことも多々あります。

 

これって何が原因なのか・・・

それは小学生時期の勉強の量なのです。

 

「小学生は遊ぶのが仕事・・・」

そういう考えの人が多いですね。

ただ、これは勉強しなくてもいいということではありません。

 

小学生の時期に言語教育をしっかりと行わないと、遅きに失することになります。

中学生からとか、高校生とかからでは、言語教育は難しいのです。

なぜなら、すでに問題レベルが跳ね上がっているからです。

 

小学生時代に本が読めない子は、中学生になっても高校生になっても本を読めない子になります。

 

そりゃ当たり前です。

中学生向け、高校生向けの本は難しい言葉が多くなります。

小学生向けの本すらまともに読めない子は、中学生、高校生向けの本になると何を言っているのかがわからなくなるんです。

 

そんな状況に陥るのは、親に原因があります。

小学生時代に「子に勉強させる」という仕事を行わなかったのがいけないのです。

子どもが自発的に勉強するなんてことはありませんから、これは100%親の責任なのです。

 

小学生時代は、親が子どもに勉強をさせないといけません。

そして、教えてあげなきゃいけません。

漢字や計算、本の読み方にいたるまで、付き添って勉強を見てあげるべきなのです。

 

共働きで子どもの勉強を見られなかったとしても、子どもに勉強をさせることはできるはずです。

「何時から何時まで勉強する」・・・これを徹底すればいいのです。

 

 

小学生時代に勉強の量が不足している子は、中学になっても高校になっても勉強に苦労します。

もし、中学生になってから猛烈に勉強するようになったとしても、小学生時代から勉強を頑張っている子に勝つのは難しいのです。

 

だからこそ、小学生からしっかりと勉強を教える、もしくは勉強の習慣を身につけさせることが大事になるのです。

ただ、小学生から子どもに勉強習慣を身につけさせることができても、そこで終わりではありません。

 

中学生になっても高校生になっても、勉強の習慣は続けさせないといけないのです。

もちろん、勉強の中身も難しくなっているので、子どもに教えることはしなくてもいいです。

しかし、その代わり、徹底的に勉強させることに集中してほしいのです。

 

勉強をしない子に勉強をさせようとするのは、大変苦労します。

ですが、小学生から勉強の習慣がついている子に、毎日勉強させるのは楽なものです。

 

まずは勉強を習慣化することから始めましょう。

高校生までは毎日勉強させるのです。

もちろん、大学に進学することを前提とした場合にはなりますがね。

 

何をゴールにするかは各人の勝手です。

しかし、もっと勉強させておけば良かったと、後悔するかもしれないのなら、今からできる手を打ってほしいのです。

それができるのは、お子さんの親であるあなた方だけなんですから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。