どんな場所にも落ちこぼれは存在する。

中学時代に比較的頭がいい子は地元の進学校に行きます。

公立高校なら千葉県の佐原高校、市立銚子高校、茨城県なら鉾田一高、私立高校なら清真高校でしょうか。

 

しかし、どんな集団でもそうですが、どこの高校にも落ちこぼれがいるのです。

テストでは順位付けされ、その高校での自分の位置を知ることができます。

せっかく中学時代に努力して進学しても、その高校で落ちこぼれになってしまう可能性があるわけです。

 

勉強の七五三というのをご存じでしょうか?

これは勉強への意識が高い、もしくは日々勉強している子の比率だと言われいてます。

小学生なら「7割」、中学生で「5割」、そして高校生が「3割」の子がそれに該当するといわれています。

 

もともと高校生は勉強への意識は希薄なのです。

しかし、勉強の難度は、小学校から高校へと上がっていきます。

小学校の勉強は簡単であり、高校の勉強は難しいのです。

 

それなのに、勉強をしなくなったらどうなるでしょうか?

その結果は火を見るより明らかですよね。

勉強の難度は上がっているのに、勉強をしないということは、落ちこぼれになるのもあっという間というわけです。

 

大学に進学する気がないのであれば問題はありません。

卒業さえできれば、就職できないなんてことはないでしょう。

もちろん、それなりの企業に入りたければ、成績は大事になりますけどね。

 

問題なのは、大学進学する意思があったにも関わらず、努力を止めてしまう子なのです。

せっかく進学してもそこで歩みを止めてしまえば、今までの努力は無駄になってしまうかもしれないのです。

 

ただ、見方を変えればチャンスと考えることができます。

努力する人が圧倒的に減ったのであれば、努力さえすれば良い順位をとれるということです。

 

半端な努力では意味ありませんが、最低でも高校に入るために頑張った受験勉強ほどには勉強したほうがいいでしょう。

高校に入って浮かれるのはわかりますが、それは入学までにしておきましょう。

入学したら、とにかく先頭集団を目指して走らなければダメですよ。

 

ちなみに、今はコロナ休校明けのタイミングです。

休校期間中に勉強をしていた子は、もうすでに前を走っています。

ですが、大半の子は勉強していませんので、その人たちに勝つことはそれほど難しくはないでしょう。

 

何のためにその高校に入ったのかを忘れないでくださいね。

最低でも冒頭で挙げた高校に進学した子は、大学を目指すために進学したはずです。

 

落ちこぼれになってしまえば、名前の知られた大学に進学することはできませんよ。

 

今ならまだ間にあいます。

高1だけでなく、高2も高3も今から頑張っていきましょう。

 

ちなみに、中学生は自分の未来に高校時代があることを想定しておきましょうね。

特に保護者の方は、高校生になっても勉強はやらせる姿勢をキープしましょう。

 

高校生だから大丈夫なんてことはありませんよ、高校生だからこそ危ないんです。

高校の3年間なんてあっという間です。

その3年間を有意義に過ごせるようにしっかりと意識をしておきましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。