最終的には家で勉強できるものが勝利する。

今日は自立支援学習日でした。

とはいえ、教室ではなくオンラインでの自習をしてもらいました。

 

東京アラートも発令されましたし、まだまだコロナの感染者は後を絶ちません。

そういう状況ですから、自立支援学習日は自宅でやってもらっています。

 

しかし、中3生は受験生ということもあるので、来週から教室に来て自習をしてもらいます。

目が届くところで勉強してもらった方が、間違いの指摘もしやすいですし、質問もしやすいですしね。

 

ですが、本来なら家で勉強できないとダメだと思います。

今のように監視されながらでも、自宅で勉強することが何より大事です。

 

なぜなら、塾でしか勉強できない子というのは、いずれ勉強しなくなるからです。

こういう子は塾を離れた瞬間から成績がどんどん落ちていきます。

塾の授業だけで成績を維持していたような子も、高校に進学した後、塾を継続していなかったらどんどん成績を落としていくのです。

 

結局、生活の基本は家なのです。

永久に塾に通うこともできないと思いますし、塾に頼り切りになってもいけないのです。

であれば、家で勉強できないとダメなんです。

 

もちろん自宅の自分の部屋には誘惑がたくさんあり、勉強したくてもできない場合があります。

だからこそ、最初は子どもを監視する必要があるのです。

子どもの意思というのはそこまで強いものではないので、自主的に勉強はしないでしょう。

 

自分の意思だけで勉強ができるという子は、すでに勉強が習慣化している子だけです。

以前もブログで書きましたが、まずは習慣化することが優先されるのです。

 

この勉強の監視というのは、このように塾に頼らなくても家庭で実現可能です。

なぜなら、親が管理すればいいだけなのですから。

ルールを決め、そのルール通りに勉強させるだけでいいのです。

 

「何時から何時まで毎日勉強しなさい。」

これをルールづけるだけで、家での勉強習慣は身につくでしょう。

もちろん、ある程度は監視が必要ですので、親の目の届くところで勉強することから始めた方がいいでしょう。

 

何も言わなくても決められた時間に勉強するようになったら、自分の部屋で勉強させてもいいかもしれません。

ただ、先ほども言ったとおり、自分の部屋というのは誘惑がたくさんあるものです。

誘惑に負けて勉強していない様子だったら、すぐに目の届くところで勉強させることに戻してください。

 

最初はなかなか自分の部屋では勉強できないものです。

私も学生時代は、なかなか自分の部屋では勉強できずに図書館に行ったり、学校に残ったり苦労しました。

でも、結局自分の意思だけでは勉強の習慣を身につけることはできませんでしたね。

 

強制的にやらせるというのは敬遠されがちですが、最初は強制力が肝心です。

強制はいずれやめていけばいいのです。

勉強の習慣を身につけるのは大変ですが、ぜひ少しずつ改革をしていきましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。