「コロナ世代」と言われる未来が見えていますか?

今月の第2週から本格的に市内の小中学校の授業が開始されます。

授業自体はすでに始まっていますね。

 

ここから急ピッチで授業が進んでいきます。

今までのんびりしていた子にとって、その速度はどう感じるのでしょうかね?

 

学校のカリキュラムの遅れは数年かけて取り戻すとのことですが、従来の速さで授業を進めても遅れは取り戻せないでしょう。

授業内容を縮小するか、それとも速度を上げるかですが、どちらにしろ今年度の教育は壊滅的でしょうね。

 

昨日生徒とも話していましたが、私は「コロナ世代」という言葉が生まれると思います。

今までの「ゆとり世代」や「さとり世代」などは、その世代を揶揄するように使われていた言葉です。

 

「ゆとり世代」というのは、学校教育がゆとり教育になったことにより、その世代の学力が大幅に低下しました。

 

「さとり世代」というのは、この情報化社会で情報を簡単に知ってしまうことから、大きな希望や大きな夢を持てず、すぐに悟ってしまう世代をさしています。

 

さしずめ「コロナ世代」というのは、コロナの混乱により十分に教育を受けることができず、学力が大幅に低下した世代のようになってしまうのではないでしょうか。

 

しかし、これは平均的な見方であり、そんな世代の中にも優秀な人材はしっかりと存在します。

それは、このコロナの混乱の中、自らを律してコツコツと頑張っていた人物なのかもしれません。

もしくは、コロナ禍の中でも絶望せず、常に前向きに生きていた人物なのかもしれません。

 

ただ、そんな人物というのは、大多数と同じ行動はしないものなのです。

周りの人と同じように、ただ家で何もせずじっとしていたり・・・周りに文句ばかりたれていたり・・・この状況を誰かのせいにしたりする。

そんなことをしている人が優秀な人物になれるはずがありません。

 

もちろん、人はみな聖人ではありません。

誰もが清廉潔白を貫き通せるはずもありません。

しかし、前を向いて地道に進んでいくことはできると思います。

 

学校が始まったからこそ、気合いを入れて授業に取り組まなくてはいけませんよ。

宿題や課題が出たら、本当にしっかりと取り組んでくださいね。

 

ここで手を抜いたら、どんどんと置いて行かれるだけです。

この状況下でも立派に成長するためには、やるべきことをしっかりとやっていきましょう。

 

特に中3、高3は夏休み中は学校の授業があるから、受験勉強の時間がとれませんよ。

集中して勉強できる期間がないということがどういうことなのか、しっかりと考えてくださいね。

 

 

 

 

それでは、今日はこの辺で。