毎日勉強する子を作るためには!!

学校休校期間も今週で終了ですね。

来週には学校が再開されます。

 

言うなれば、今は夏休みの最後の週のようなものでしょうか?

生活リズムの狂った体を元に戻す大事な時期ですね。

昼夜逆転しているなんて子はこの一週間で時差ぼけをなくさないと学校に行けなくなってしまいますよ。

 

さて、本題に。

この休校期間中、あなたのお子さんは毎日勉強していましたでしょうか?

最低でも月~金まで毎日一定時間勉強していましたか?

 

もし、毎日勉強できていたなら、それは学校が始まっても続けることができる力になっています。

なぜなら、人の習慣は66日継続することで身につくからです。

 

学校の休校期間中、春休みも含めると66日程度は経過しています。

外出自粛をしている最中、ずっと家で勉強していたなら、もう勉強が体に習慣化されてもおかしくはないのです。

 

習慣化というのはどの程度のことかというと、歯を磨いたり風呂に入るレベルです。

歯を磨かないと、口の中が気持ち悪いですよね?

風呂に入らないと、一日が終わらないことはないですか?

 

勉強が習慣化すると、勉強しないで一日が過ぎるのが気持ち悪くなります。

勉強しないでいると、ぞわぞわしてくるのです。

そんな状態になっていたら、何も言わなくても勉強をする子になります。

 

とある中3生の家庭では、毎日午前3時間、午後3時間勉強させているそうです。

これって学校でいうところの6時間授業ですよね。

休校期間中でもこれだけの勉強をしているなら、学校が再開しても勉強は継続できるでしょう。

 

また、とある高2生には、毎日zoomに自習に来るように指示しています。

最低1時間という低いハードルですが、毎日やることが何より大事なことなので、ハードルはできるかぎり低くしています。

 

そんな生徒も今週乗り切れば2週間が経ちます。

まだ習慣化までいってはいないですが、66日経過するまでは最低でも続かせようかなと思っています。

 

過去の教え子にはこんな生徒もいました。

入試直前の中3生なんですが、毎日塾で自習することを習慣化できた子がいました。

 

最初は私の指示で毎日自習に来させていたのですが、受験間近になったら私の指示がなくとも自然と自習する子になっていました。

 

最終的には勉強をしないと気持ち悪いとまで言うようになっていました。

継続してやり続けた結果、その子は勉強の習慣化が身についたのです。

 

その後、高校生になっても、定期テスト前には毎日コツコツ勉強を続け、成績上位を維持し、推薦で第一志望の大学に合格していきました。

 

毎日、自動的に勉強してくれる子を作るためには、とにかく66日毎日勉強させる必要があるのです。

最低でも平日は必ず勉強させることが大事です。


別に長時間勉強しなくても大丈夫です。

最初は短い時間でも構わないのです。

徐々に目標時間を延ばしてもらえれば・・・

 

もちろん、これは根気のいる作業です。

特に親が大変なんです。

子どもに勉強をさせないといけないのは親ですから。

 

しかし、この習慣化がうまくいくと、劇的に親の負担は少なくなります。

理想は小学校の低学年のうちに、勉強の習慣化を身につけさせることです。

 

小さいうちから、毎日勉強する時間を設けておくのです。

小さいうちは親子いっしょに勉強し、大きくなってきたら一人で勉強させて親が確認してあげる。

子どもが中学生になったら、時間だけ親が管理してあげてその時間は勉強させる。

それが順調にいけば、高校生になったら自分で勉強する子になるでしょう。

 

今お子さんが中学生でも、これから勉強の習慣化を身につけることはできます。

大切なのは親の意思です。

根気強く、子どもに66日間勉強をさせましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

「通常授業再開について」