新型コロナが発生しなければ、オンライン授業なんて考えもしませんでした。
対面授業で指導するのが当たり前になっていましたし、それができなくなるときが来るなんて思いもしませんでした。
しかし、このピンチによって、私はオンライン授業というスキルを身につけることができました。
まさしくピンチをチャンスにしたのです。
とはいえ、オンライン授業は万能というわけではありません。
授業をしていて、もどかしさを感じることはあります。
例えば、生徒の問題を解いている姿をしっかりとみることができません。
ノートの取り方だったり、計算過程の書き方だったり、どんな間違いをして、どんなところでつまずいているのかがわからないのです。
これは対面授業でないと伝わってこないものです。
塾に通う最大のメリットというのは、できないことをできるようにすることです。
間違えの元を取り除かなければ、どんなに頑張って勉強しても成果は出てこないのです。
オンライン授業でも間違いの元を取り除くのは可能なんですが、対面に比べると効果は薄くなってしまうんです。
ただ、それ以外は問題なくオンライン授業で対応ができます。
当塾は6月から通常授業を再開しますが、オンライン授業を終わりにすることはありません。
今後は、オンライン授業をこのように使っていきます。
①通塾に不安な方に使う
新型コロナウイルスが収束してきたとはいえ、まだまだ不安な方がいらっしゃると思います。
その場合は、通塾することなくご家庭にいながらオンライン授業を行うこともできるようにします。
ご希望の方は私にご連絡ください。
②塾への送迎が困難なとき
保護者の方に何かしらの急用が入り、塾に送迎するのが困難な場合は、オンライン授業で対応することが可能です。
この場合は前もって連絡をいただく必要があります。
授業直前では対応しかねる場合があります。
③インフルエンザなどで塾に来ることができない場合
インフルエンザなどに罹患すると、熱が下がったとしても1週間は自宅待機となります。
今までは熱が下がって元気になっても塾に通うことができませんでしたが、今後はオンライン授業で対応することが可能になります。
④zoom自習室で自習も監視できるように。
生徒の勉強の管理もzoomでできるようになります。
定期テスト前や入試前など、塾で自習ができなくても家庭で勉強させることが可能になります。
あくまでも家で一人では勉強できない人向けですけどね。
このようにこれからは、対面授業+オンライン授業のハイブリッド授業が可能になります。
せっかく身につけたスキルですから、使わないのはもったいないですからね。
もちろん、コロナの第2波が来て、また休塾するときは全面オンライン授業となります。
それまでは対面授業で、できる限り生徒を指導していきたいですね。
それでは、今日はこの辺で。