休校中の課題は真剣にやらないと痛い目に合うかもしれません。

新型コロナの感染はまだまだ続いています。

ただ、休校措置は延期されないようですね。

まだまだ予断を許さない状況ではありますが、予防をしっかりとしながら学校生活を送れば問題はないのではないでしょうか。

 

休校中の中、塾に自習に来ている生徒は、休校措置で与えられた課題を黙々とやっています。

その内容というのは、休校措置によってできなくなった授業内容です。

つまり、学校で授業ができないから、自分で調べて理解してきてねというわけです。

 

では、この内容については4月以降に学校が再開されたら授業をしてくれるのでしょうか?

予想ではありますが、この内容については学校で授業されることはないでしょう。

もしやったとしても、簡単にさらっと流すだけでしょう。

 

普段、授業を聞かない子たちにとって、そんな流した授業だけでは理解することは難しいでしょうね。

そもそも授業を聞かない子たちにとっては、もし通常通り授業をしていたとしても理解はできないでしょうけどね。

 

問題なのは、そこそこやる気のある子で、かつ塾に通っていない子です。

学校で授業をしてくれれば理解はできるのに、それがなくなってしまうわけです。

一番被害を被るのは、こういうそこそこやる気のある子たちなのです。

 

やる気のある子は積極的に学校の授業に参加しようとします。

そして、学校の授業に参加するだけでも、一定の成果をあげてくるのです。

しかし、今回その機会が奪われているんです。

 

このまま放置しておけば、そういう子は痛い目にあってしまいます。

では、そういう子が不利にならないためにはどうしたらいいのか。

それは、与えられた課題に真剣に取り組むしかありません。

 

 

時間をかけて、教科書を読み込みながら、じっくりと課題を解いていく子は、問題なく理解が進んでいくことでしょう。

そして、自主的に勉強したことは、教わって勉強するよりも深く理解することができるのです。

 

結局、勉強はやったもん勝ちなんです。

こういうみんなが不利になっている時期に、黙々と努力を積み重ねる子だけが最終的に勝ち残っていくのです。

 

ちなみに、こういう子は勝手に現れることはありません。

こういう子というのは、親が作り出すものなんです。

そもそもこういう熱心な親は子どもの自主性なんかには任せません。

 

親自身が子どもが後々大変な思いをすることを予想して、そんな未来が来ないように必死に抗うのです。

そういう親の思いは子どもに伝わりますので、子どもも親の期待に応えようと真剣に勉強するようになるのです。

 

ちなみに、うちの塾でも熱心な保護者はおられますよ。

そういう保護者は子どもを強制的に塾に自習に連れてくるんです。

家では集中して勉強できないから、塾に強制連行するのです。

 

そして、こういう取り組みは塾も大歓迎です。

こういうときこそ、どんどん塾を利用してほしいですね。

 

塾に連れてきてくれれば勉強せざるを得ないのですから。

 

来週から春期講習に入りますが、講習に参加する方は春休み期間中も塾は利用してくださいね。

休校中に与えられた課題は真剣にやらないとダメですよ。

親がしっかりと管理して、子どもの成績が下がらないように親子で努力をしましょうね。

 

 

 

それでは、今日はこの辺で。

「新型コロナウイルスの対応について」