学校が休みだから勉強が遅れていいことにはならない。

新型コロナウイルスによっての休校措置が続いていますね。

一部の県では今日から1週間だけ学校を再開しているところもありますが、神栖市は休校措置を継続しています。

 

まだ、茨城県には新型コロナウイルスが出ていないので学校再開してもいい気がしますが、念入りに対策しているのでしょうね。

もし、神栖市にも新型コロナの発症者が出れば、うちの塾も休塾に追い込まれるかもしれませんが、まだいないのでこのまま継続です。

 

塾生たちも「早く学校が始まってほしい」と訴えていますね。

もともと子どもなんて学校が嫌いなはずなのに、そんな子たちが学校に行きたいと思うのですから、この状況がいかに異常なのかがわかりますね。

 

学校が休みになると心配になってくるのは、勉強の遅れです。

うちの塾は休まずに授業ができているので、どんどん予習ができているのですが、休塾になっている塾生や塾に行っていない子の勉強は遅れていくことでしょう。

 

問題なのは、この遅れを考慮した高校入試問題が作られるかどうかなのです。

毎年のように学校の勉強進度は遅いです。

受験前ギリギリまで授業をやっている中学が多いのです。

 

今年はさらにこの休校措置で、ますます勉強の進度が遅くなることが予想されます。

この遅れがどのようにして、来年度の高校受験に関わってくるのかはまだ不明です。

 

入試の問題の範囲を狭くして高校入試問題を作るのでしょうか?

それとも、学校が補習を行って、進度の遅れを取り戻すのでしょうか?

 

新型コロナウイルスの終息が見えていない今、考えることではないかもしれませんが、それでもどんな状況になっても対応しておかないといけないと思うのです。

 

今できることは、できるだけ勉強の遅れを食い止めることです。

各家庭でやれることは、休校措置によって出されている学校の課題をしっかりとやらせることです。

しっかりと教科書をじっくりと読ませて、時間をかけて学校の宿題をやらせないといけません。

 

これをいい加減にやるかやらないかで、その子の勉強の進捗状況が変わってきます。

最終的には高校に合格できるようにべんきょうしなくてはいけないのですから、勉強の手だけは緩めてはいけないのです。

ゲームばかり、スマホばかりやっている子が勉強で遅れてしまうとしまうのは、家庭での管理が甘いからだと思います。

 

その事態を的確に乗り越えることができれば、子どもの自学力を鍛えることができますよ。

本当は、授業なんて勉強を理解するのに必要ないんです。

 

自学を極めれば授業を受けずとも、勉強の理解は深まるのです。

そして、自学を極めると、塾すらも必要なくなるのです。

 

大変な状況であっても、できることはたくさんあります。

外出できないなら、家で勉強をやらせましょう。

勉強をやってものだけが最終的には勝ち逃げができるのですから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

「新型コロナウイルスの対応について」