昨日はやる気のない子はお断りという話をしました。
昨日のブログはこちら⇒悪いですけど成績を上げる気がない子はお断り。
とはいえ、子どもというのはもともと勉強に対してやる気がないものです。
何もしないでフツフツとやる気が出てくることはありません。
子どものやる気は親の勉強に対する意識が必要なのです。
例えば、子どもの成績に関して無頓着な親がいたとします。
「勉強しろ」とは言わない。
成績をチェックすることもない。
子どもが毎日ゲームしていても、スマホいじっていても何も思わない。
そんな育て方をされた子が勉強に対してやる気を出すわけがありません。
むしろ勉学の大事さを親に教えてもらえなかったこの子は不幸だと思います。
こんなの結局、放置されているだけですからね。
一方で真逆の育て方をしたらどうなると思います?
毎日勉強するためのルールを徹底する。
成績は少しでも下がったら説教する。
スマホやゲームは使用時間に制限を与える、もしくは買い与えない。
これを逐一できる親がいたとしたら、そのように育てられた子どもは勉強に関心の持つようになります。
もちろん性急にこれを実行するのは間違っています。
本当に小さいころから信念をもって、長い時間をかけて育てていくと、中学生のころにはしっかりと自分の考えを持つ子が育つんです。
とはいえ、私は人の親になったことがないですから、これは想像でしかありません。
しかし、今まで教えてきた教え子の親がどんな方だったかは見てきているのです。
優秀な子ほど、親が立派なんですよね。
この立派というのは職業や学歴がということではありませんからね。
考え方がということです。
「子どもにこういう風に育ってほしい」という両親の希望が子を育てているのです。
子どもを無理せず育てていくので、考えが豊かな子どもに育っていくのです。
私は両親ともに勉強しろというタイプでしたので、半ば強制的に勉強させられました。
成績はチェックされましたし、成績が悪いと説教を受けました。
ルールを破っても説教を受けましたね。
でも、私はそこまで優秀な子ではありませんでした。
勉強に対しての意識は高いままいられましたが、自ら考えて動ける子ではありませんでしたね。
とはいえ、親が厳しく育ててくれたことに関しては感謝しています。
当時は勉強なんか嫌で嫌で仕方ありませんでしたが、それでも強引にやらされて良かったです。
そうじゃないと自ら率先して勉強しようとは思いませんでしたので。
話は逸れましたが、子どもは自らやる気になるのではありません。
それは私も重々承知しています。
お願いしたいのは、親がしっかりとすることです。
子どもが勉強に前向きになるように、できるかぎりのことを家庭で行いましょう。
それができてからでないと、少なくとも私の塾はお断りさせていただきたいのです。
もちろん、他塾さんなら喜んで受け入れてくれますので、そちらをおススメしますね。
ま、このブログを読んでいる方はもともと意識が高い方だと思うのでそんな心配はいらないと思いますが・・・
それでは、今日はこの辺で。