中1のころから塾に通い、定期テストごとにしっかりと勉強していたとしても、それがいい加減にやってしまえば成績は下がってきます。
中1生にその変化が出てきています。
うちの中1生は全員小学生のころからうちの塾に通っています。
中1の最初からしっかりと勉強させてきたので、最初の定期テストは全員400点を越えることができました。
しかし、月日を重ねると、徐々に生徒間の差が現れ始めました。
まずは数学からでした。
計算過程をキレイに書く子はつまずくことなく理解し、てきとうに計算過程を書く子は少しずつ正答率が下がっていきました。
そして、5教科全体にも影響が出始め、点数が徐々に下がり始めてきたのです。
能力差は確かにあるのですが、それ以前に勉強の姿勢がダメなのです。
一人は自分を卑下して、高校も近くのところでいいと思っている子。
もう一人は塾に来る前に宿題をさっさと終わらせ、間違っているのに直しもしない子です。
二人とも他の中1と同じことをやらせているのです。
しかし、大きな差が生まれてしまうのです。
意識の差は最終的に大きな点数の差につながっていくのです。
一方で点数が下がらない、もしくは点数を上げている子というのは勉強への意識が違います。
そもそも目指している高校が違います。
親が家庭学習をしっかりやらせています。
意識が低い状態では、塾に通おうがいい成果は出せないのです。
とはいえ、これはあくまでも贅沢な悩みなんですけどね。
うちの中1生は全体的に優秀なので。
ただ、この現状で満足するのか、それとももっと高みを目指すのか。
それは、本人の改革がどうしても必要になるのです。
せっかく塾に通っているのなら、意識高く勉強してもらいたいですね。
それでは、今日はこの辺で。