冬期講習8日目です。
今年の冬期講習の取り組みとして、中3生に国語の集団授業をしています。
それにしても、ひどいです。
国語の基本を知らない子がこんなにいるとは・・・
基本的に知っておいてほしい知識がもともと頭にないんですよね。
読解力うんぬんの前に、国語を勉強した形跡がないんです。
そりゃ自分から国語を勉強しようとは思わないわけですよ。
どんな教科でも基本が身についていなければ、勉強しようという意欲は沸きません。
基本を身につけるだけでも、それが向学心を育てることになるのです。
今回の授業内容は基本に特化したものにしましたが、これは夏にやるべきでした。
来年度は夏期講習にて国語の対策を講じないといけませんね。
生徒の多くが国語は日本語だからなんとかなると考えています。
しかし、何とかなる時代は終わったのかもしれませんね。
今やSNSの最盛期です。
国語の知識が自然と身につくものではなくなってしまったのです。
今までなら親が子どもに言葉を教えていました。
そして、おじいちゃんやおばあちゃんから昔の言葉を教えてもらったりして、言葉を覚えていったんですよね。
こういった家族の中で言葉を覚えるという流れが、昔はあったんです。
しかし、そんなコミュニティはなくなりました。
塾でも最優先で指導しなきゃいけない教科になったのかもしれませんね。
今回の講習でこのことを思い知りましたので、その反省を今後に生かしていこうと思います。
国語はすべての教科の基礎であり土台です。
それが揺らぐようですと、他の教科にも支障が出てしまいますね。
早めに対策を考えていこうと思います。
それでは、今日はこの辺で。