定期テスト結果から見えてくること。

神栖2中の定期テストの結果が載った個票が続々と返却されていますね。

中3生からは数人見せてもらいました。

中1・2生もこれから配られると思います。

 

結果を見たら、まずは「平均点」を見てもらいたいです。

今回の定期テストは範囲が広かったので、すべてのテスト勉強をこなすのは大変だったと思います。

そのため、いつもよりも平均点が低くなっているのではないでしょうか。

 

平均点と自分の合計点との差を確認してから、点数が上がったのか下がったのかを確認してください。

相対的に見ないと、正しい評価は見えません。

 

次に「順位」を見てください。

この順位が下がっているとしたら、それは他の子よりも勉強していない証拠でしょう。

十分に勉強しているなら、他の人よりも飲み込みが遅いのかもしれません。

 

飲み込みが遅いというのは、弱点ではありますが、それは勉強量でなんとかなります。

人よりも長時間勉強していけば、そんなことは克服できるのです。

もちろん、他の人よりも苦労してしまうかもしれませんけどね。

 

特に中3生は「順位」に敏感になってくださいね。

学校のライバルはそのまま高校受験でのライバルになるわけです。

周りの子よりも順位が低いというのは、入試本番で負けてしまうということになります。

 

むしろ頑張った割に順位が上がらなかった場合、周りの子たちが本気で勉強するようになったことを表しています。

周りに負けていれば、高校受験でも負けることになるわけですから、身近にいる子たちに負けるわけにはいかないのです。

 

ただ、「順位」というのは、全生徒の質が問われます。

順位がいいからといって手放しで喜んでいいわけではないのです。

優秀な学年だったり、優秀な中学校ならいいのですが、そうでないのであれば順位だけで満足するのは危険かもしれませんね。

 

中3生にとっては、受験までは後3か月弱です。

ただ、今から勉強を始めても成果が出る保障はできません。

なぜなら、成績が上がり始めるのは勉強開始から3か月後だからです。

 

でも、それなりに隠れた才能があるのなら、今から頑張っても成果は出るかもしれませんよ。

大事なことはあきらめずに挑戦し続けることです。

2月中旬の志願先変更まで、しっかりと勉強して成果をあげてほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。