うちの塾のほとんどの生徒が数英を学んでいます。
週2コマ取っている子は理社も学んでいます。
しかし、国語を学んでいる子はいません。
正直、個別指導で国語を教えるのは難しいです。
文章から答えとなる根拠を示さないといけませんし、それを教えるとなるとつきっきりで教えてあげないといけません。
結局、問題を解かせては丸つけをしてあげるだけになってしまいます。
ただ、国語に関しては教えなくてもある程度わかるのではないかという、甘い考えもありました。
国語というのは私たちの母国語を学ぶわけですから、自分で勉強できるだろうと高をくくっていたのです。
しかし、最近は読解力のない子が多くなってきました。
これはスマホの弊害なんでしょうが、現代っ子って活字に慣れていないんです。
漢字を知らない子も多いですし、言葉の意味も知らない子も多いです。
そもそも調べてまで知りたいという欲がないんですよね。
だから言葉も覚えないし、話す言葉も拙いまんまなんです。
その能力のままLINEとかやっちゃうんで、子どもの同士のトラブルが絶えないんですよね。
うちの子たちも例外なく、国語ができない子多いです。
残りの4教科は自分で勉強できるのですが、国語になった途端に勉強ができなくなるのです。
このままだとすべての教科に影響が出てきます。
というか、すでに出てきているんです。
高校合格のカギは国語にあるといっても過言ではないでしょう。
ということで、今年の中3の冬期講習は国語の集団授業を導入します。
個別指導でやってもいいのですが、どうしてもコストがかかってしまいますし、私の負担も大きくなってしまうのでやりません。
今年の中3の冬期講習は個別指導と集団授業の混合になると思います。
予定表に関しては鋭意作成中ですので、来週から内部生に配布ということになりそうです。
ちなみに、今年の冬期講習は新規生の募集は行いません。
現在、若干の空きはあるので受け入れは可能なんですが、講習からの参加となるとうちのルールに慣れてもらう時間が足りません。
中途半端になってしまうくらいなら、講習の参加は見送ってください。
それでは、今日はこの辺で。