大人として質問にこらえるのもアリだと思う。

定期テスト前に自習に来ている中2生に、とある質問をされました。

それは家庭科の問題です。

 

今回の定期テストは学期末テストなので、9教科が出題されます。

国数英理社の5教科と、家庭技術・美術・体育・音楽の4教科です。

 

その中の家庭に関する質問を受けたんですが、私は専門家ではないので、

「いや、さすがにわからんよ」と質問に答えませんでした。

 

ただ、専門家じゃなくても、何かアドバイスはできるかもと思い、生徒に近づき質問内容を聞いてみました。

その内容は地元である神栖市に関することでした。

 

私の意見として、その質問に答えておきましたが、大人としてのアドバイスであってもこれでいいのかもしれません。

保護者の方々は、小学生の質問は答えられるが、中学生くらいの勉強になると途端に難しくなり質問に答えられないと考える傾向があります。

 

しかし、自分の子ども時代に勉強してきた内容ではあるのです。

もちろん先生ではありませんので、的確な答えは言えないかもしれません。

ただ、その質問内容を調べることはできると思うのです。

 

我々大人が、わからない問題に直面した時、どのようにして調べるのか、それを子どもに見せてあげるのはアリだと思います。

知識は薄れてしまったとしても、調べ方は上達しているはずです。

 

教科書を一緒に読んであげたり、テキストから答えを導いてあげたり、グーグルで調べてあげたり・・・

大人だから、できることってあると思います。

 

子どもの質問を無下に断ってはいけないと思います。

いっしょになって考えてあげることも大事だと思いますよ。

もちろん、調べてもわからないことは専門家に聞いた方が早いですけどね。

 

子どもと保護者がともに学ぶことで、子どもの苦労も理解できるかもしれません。

例えば、教科書が読めない子が多いのですが、それがどのレベルで理解できていないのか。

その度合いを知ると、驚かれるかもしれませんね。

 

単に専門家に頼るのではなく、家庭のコミュニケーションの一環として子どもの勉強にかかわってみてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。