渡辺塾は小学生・中学生・高校生を対象にした塾です。
基本的な流れは、小学生・中学生までに勉強の流れや勉強方法を身につけてもらい、高校生になったらそれを使って勉強してもらうというものです。
小学生や中学生までなら、塾の授業だけで学校の授業がわかるようになります。
基本的には予習をしていきますので、学校でつまずくことがなくなるでしょう。
ただ、高校生に関しては週1コマの授業だけでは学校の授業に追いついていくのは難しいです。
なぜなら、高校の勉強内容というのは、週1コマ90分習ったところで終わるような量ではないからです。
もちろん、これは高校のレベルによって左右されます。
鹿島レベルくらいなら、教科書ベースで授業が進んでいくので、塾の授業だけでも大丈夫でしょう。
ただ、佐原や鉾一などの進学校だと、授業ペースが明らかに速くなるので塾の授業だけでは追いつきません。
というより、むしろ塾の授業でなんとかしていこうと思ってはいけません。
学校の授業だけでも塾の授業だけでも足りないんです。
日々、自ら教科書を読んで予習し、問題演習をして復習して、自らがしっかりと理解をして進んでいかないといけないのです。
そのためには、毎日2~3時間の勉強はしないといけないでしょう。
中学生のころのようにテスト前だけ勉強するでは、自分の希望の大学には行けないと思って方がいいと思います。
多くの高校生が日々勉強することを忘れ、遊び惚けていると思います。
そして、高3になって慌てて受験勉強をし始めます。
それでも、高2の3月くらいから頑張るならいいですが、高3の9月くらいから頑張り始めても間に合うことはないでしょう。
しかも、それなりの能力がないと、急激に点数UPをすることはできません。
大半の高校生が成績が上がらない理由で、第一志望をあきらめてしまうものなんです。
本当に第一志望に行きたいと思うのなら、成績を上位でキープすべきでしょう。
では、渡辺塾は高校生にとって、どう利用すべきなのかというと、「ペースメーカー」としてでしょうね。
どれだけ勉強すれば大学に合格できるのか、それは高校生にはわからないと思います。
だからこそ、大学に向けて自分がどこを走っているのかを指摘してあげる必要があるのです。
そして、高校の授業についていくために、塾の授業数を増やすのも考えものです。
なぜなら、そうしてしまうと、塾の授業に頼り切りの状態になってしまうからです。
大学受験は自分の力でなんとかしていくのが基本です。
日々勉強を続け、疑問に思った問題を塾で質問する。
そのくらいの位置づけで塾通いを続けてほしいのです。
有名大学に行くことだけがすべてではありませんが、何のためにその高校に通ったのかは忘れてはいけませんよ。
初心忘るべからずで、高校生活を過ごしてもらいたいですね。
それでは、今日はこの辺で。