この自分というのは、まさにわたくしの頭の中ということです。
私の頭の中で塾が占める割合は、もちろん多いのですが、一日中考えすぎていると体が疲れちゃうんですよね。
悶々と生徒のことを考えていると、何もしていないのにイライラするし、体がストレスでこわばるんです。
ある意味、職業病みたいなもんなんですが、この職業を選んでいる以上、仕方のないことなんですよね。
でも、最近、これって「おかしいかもな」と考えるようになりました。
私の頭の中って、「勉強しない子にいかに勉強させるか」が大半を占めているんです。
つまり、やる気のない子たちのために頭を使っていることになるんですよね。
やる気のない子たちは、一度言ったところで言うことを聞きません。
何度も何度も注意しないと、やることやらないんです。
つまり、やる気のない子と接するとき、私は膨大なエネルギーを費やさないといけないんですよ。
私はこれは不公平なんじゃないかと思うようになったんです。
だって、やる気のある子は素直なので、一度言ったらやることやるんです。
そんな頑張っている子たちにエネルギーを費やせないなんて馬鹿じゃないですか?
やる気のない子たちにエネルギーを使って、へとへとになってからやる気のある子たちと接するのは失礼にあたりますよね。
私も人間ですから、エネルギーが無限にあるわけではないです。
エネルギーは有限だからこそ、やる気のある子たちに使っていかなきゃいけないんです。
ということで、私は公平に生徒を見るように心がけようと思います。
その子のやる気に比例して、その子のために頑張ろうと思います。
頑張っている子を全力で応援しようと思います。
ちなみに、これはやる気に関してですからね。
才能に関してではありません。
才能に応じて対応を変えるなんてゲスいやり方ではありませんのでご安心ください。
やる気は才能関係なしに出るものは出るんです。
才能ないけど、やる気がある子はいるんです。
ちなみに、私はそんな子が大好きですけどね。
多分、他の塾でもそうだと思いますよ。
よく対応が不公平だと文句を言う人がいますが、それってやる気見せてないだけじゃないのかなと思います。
頑張っている、つまり、やる気のある子は応援したいと思うものです。
とにかく不器用でもやる気を見せることが大事なことじゃないかと思いますよ。
それでは、今日はこの辺で。