どのくらいの子が真剣に将来を考えているんだろう。

今日は中3の理社集団授業の日でした。

この日は授業後にミーティングを行うようにしています。

中3生にはきびしい言葉を毎度投げかけています。

 

来年の高校入試では佐原高校、鉾田一高、鹿島高校が1学級減となります。

上位から中堅までの高校で1学級減が続くと、それは下位の高校まで影響を受けることが考えられますね。

 

例えば、佐原高校が1学級減になれば、その近辺の高校に影響が出てきます。

考えられるのは、市立銚子や佐原白楊でしょうか。

志願者の移動は起こりえるでしょうね。

 

志願者の移動というのは、合格する見込みのない子がその高校を受験するのをあきらめることで起こります。

佐原高校をあきらめる子は佐原に受かるレベルではないにしろ、それなりに成績はいいでしょうから下の高校なら合格する可能性が高くなります。

 

そうなると、今までなら合格できていた子が合格できなくなるという可能性が出てきます。

つまり、市立銚子や佐原白楊の合格ラインにいる子が合格できなくなるということになります。

必然的に合格最低点は今までより高くなりますので、今までの高校合格のデータが使いものにならなくなるかもしれません。

 

もちろん、鉾田一高、鹿島高校の1学級減でも同じ現象が起こる可能性があります。

その場合、影響を受ける可能性があるのは、麻生高校、波崎柳川高校などでしょうか。

今までは定員割れがあったような高校でも、今回の受験は定員オーバーになる可能性が高いのです。

 

他の塾でも、そんな状況は危惧していると思いますし、自分の塾生にその話はしていると思います。

もちろん、私もうちの子たちにはその旨を逐一話すようにしています。

そういう現状をわかった上で、受験にチャレンジしてほしいですからね。

 

とはいえ、そういう話も生徒に伝わらなければ意味がありません。

うちの塾生たちには少しずつは伝わってきていると思いますが、他の子たちにはどう伝わっているのでしょうか。

そして、どれだけの子が自分の高校受験に対して真剣に考えることができているのでしょうか。

 

受験まで後4か月です。

今からあせって勉強するのと、どうせなんとかなると思いながら勉強しているのとでは、どちらが勝つのでしょうかね?

 

最低でもこのブログの読者の方々には、最善の選択をしてほしいですね。

受験に勝つか負けるかは、今からどれだけ真剣に勉強するかにかかっていると思いますよ。

「先んずれば人を制す」後悔する前に行動を開始してくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。