やらなくちゃいけない度合は人によって違う。

今日は中3専用の理社集団授業でした。

普段、1コマしかとっておらず英数しか習っていない子用の授業として実施しています。

理科社会の2教科を50分ずつ授業をし、学校の授業の予習を行っています。

 

授業が終わったら、10分間くらいミーティングをやることにしています。

そこでは、受験に対する心構えを話すようにしています。

 

今の時期に何をしなくてはいけないのか。

どういう心構えで勉強しなくてはいけないのか。

そういうことを話しています。

 

では、今日話した内容をかいつまんで書いていきます。

テーマは毎日どれくらい勉強しなくてはいけないのかということです。

 

塾からは毎日課題が出されています。

その課題が終われば、もう勉強しなくていいのでしょうか。

もし、現段階で志望校に受かるだけの実力がないにもかかわらず、そんなのんびりしていていいのでしょうか。

 

受験生の中には、もうすでに志望校に合格できるだけの実力を持っている子がいます。

もともと能力が高かったからなのか、それとも努力をしてきたからなのかはわかりませんが、すでに志望校に受かるだけの点数をとっているのです。

 

本来なら、そういう場合志望校を上に上げるものなのだと思います。

しかし、最近の中学生は志望校を上げることをあまりやりません。

自分の実力に合った高校を進学先に選んでいる傾向が強いと思います。

 

そして、そういう成績が足りている子であれば、適度に勉強して成績をキープしておけば高校に受かってしまうわけですから楽ができますよね。

しかし、現段階で志望校に合格できるだけの実力を持っていない人は問題です。

 

その人はできるだけ早く、志望校に受かるだけの実力を身につけなくてはいけません。

そのためには単に課題が終わったからといって、勉強を止めているわけではないのです。

一日一日、できる限りの勉強をして、とにかく自分を高めていかないといけないのです。

 

ということは、適切な勉強時間というのは、人それぞれ違うのだということになります。

もうすでに実力がある人はのんびりと勉強していけばいいのではないでしょうか。

一方で、全く実力が伴っていない人は、できる限りの努力をしなくてはいけません。

 

受験間際に慌てることがないように、早めに目標を達成しましょう。

そのためには何をしなくてはいけないのか、それぞれが考えつくさないとダメだと思います。

 

目標達成が遅れれば遅れるほど、どんどん追い詰められてしまいますよ。

今から尻を叩いてしっかり勉強させるようにしていくださいね。

後悔だけはしないようにしてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。