勉強に終わりなんてないんだよ・・・

うちの中3生、上位の高校に進学したいと思っている子は毎日自主的に塾に自習に来ています。

今年は来ているのは全員が男子で、女子は塾に来ませんね。

こればっかりは毎年コロコロ変わるので、どちらでも構わないんですけどね。

 

自習に来ている子はよく自分に相談というか、勉強の現状報告をしてくれるんですけど、まぁいろいろな意見が出てくるんですよね。

そもそも自分で勉強することができない子ですから、何かと指示をもらいたがるんです。

 

何を勉強していいのか、困ることも多いかと思うんで、こちらから日々の課題を出しています。

ただ、上位の子には物足りない量なので、終わっても勉強時間が余ってしまうようなんです。

 

この前も生徒が「先生、やることがなくなったんだけど・・・」と言ってきたので、

私が「はぁ?じゃあ、完璧に課題の内容覚えたんだな?」とか、

「じゃあ、水曜日の課題テストは満点がとれるんだね?」とかツッコんでおきました。

 

空いた時間も勉強しようと思っていることはいいんですけど、やることがなくなるはずはないんです。

結局、自分でやることを探すのが面倒なんで、指示をもらいに来たんでしょうね。

 

でも、これでは指示待ち人間と変わりません。

本来は自ら考え、何をしなくてはいけないのかを自分で見出さないといけないのです。

 

勉強をしようと思ったら、やることは無限にあるはずです。

①学校の宿題・家庭学習

②塾の宿題

③塾の課題

④学校のワーク

⑤学校のワークの繰り返し

⑥各種検定の勉強

⑦実力テストの復習・やりなおし

⑧英単語や漢字などの暗記

⑨学校の授業内容の復習

⑩学校の授業の予習       など・・・

 

ざっと出してみても、これだけのことができるはずなんです。

これを毎日こなしていたとしても、やることがないなんてことにはならないんです。

ということは、「勉強が終わった~」とか、「やることはやったし!」という子どもの意見はまともにとらえてはいけませんよ。

 

もし、子どもの対応に困ったら上記の内容までやっているのかどうか、子どもにチェックしてみてください。

きっと、勉強を早めに切り上げたい子どもの気持ちを理解できると思いますよ(笑)

 

とはいえ、やることが無限にあるからといって、無限に勉強させることはありません。

適度な勉強時間を毎日こなすことが何より大事なんですから。

例えば、家で3時間近く黙々と勉強している姿を見たら、それで終わりにしてあげても大丈夫だと思います。

 

受験生として動きだしている子は確かに存在していますよ。

上位の高校に進学することを考えているなら、今から走りださないと間に合いませんよ。

できるだけ早めに動き出してくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。