確認テストで生徒の理解具合が確認できる。

うちの塾では一単元が終わるごとに確認テストを実施しています。

その単元の理解度をチェックするためにやっているわけですが、これって具体的にどういう効果をもたらしているのでしょうか。

 

意味があると思って実施していても、本当に効果があるのかどうかを疑うことは大事だと思います。

もし効果がなければ、改良すればいいだけの話です。

しかし、効果がないとわかっているものを続けていくのは馬鹿らしいですね。

 

メンテナンスではありませんが、塾で行っていることに関しては随時、点検を入れなくてはいけませんね。

そうしないと、すぐに生徒の成績なんて上がらなくなってしまいますから。

塾が進化するためにも、塾の行いはチェックする必要があるんですね。

 

話が逸れてしまいました。

では、最近感じた確認テストの効果を発表しますね。

 

まず、宿題でやっていない範囲は確認テストで満足に点数がとれないということです。

とある生徒の英語の授業で、私は間違えて以前行った授業内容とは異なる確認テストを生徒に渡してしまいました。

ある程度時間が経過してから、その子のテストを採点しようと思ったら、全くペンが動いていませんでした。

 

その生徒自体、そこまで優秀な子ではないのですが、それだけペンが動かなかったことはありませんでした。

すぐにおかしいと思って、テストを見たら指導していない内容のテストだったんです。

そもそも宿題でやった内容ではないので、その子がテストで解けないのは当たり前のことなんですけどね。

 

とはいえ、この内容は全学年の復習ではあったので、全くペンが動かないのはこの子自身全学年の内容を忘れていたのが原因なんですけどね。

それでも、宿題をやっているかやっていないかが大事だということがわかります。

 

他にも、宿題があることを忘れてやっていなかった生徒がいたんですけど、その子の確認テストも散々なものでした。

 

この子の場合は、授業内容をしっかりと覚えていれば問題はなかったのです。

しかし、一週間も経てば人の記憶はかなり曖昧になってしまいます。

宿題をやらずに確認テストで点をとるなど土台無理な話なんです。

 

このように課題テストによって宿題をやっているかどうかを調べることができます。

もし、わからないからといって答えを写して宿題を済ましていたら、確認テストの出来でそれがばれてしまうわけです。

 

理解しているかどうかが勉強の肝です。

それが確認できているのであれば確認テストの価値はあるんでしょうね。

 

今やっていることの効果をきちんと見直すことが生徒の成績を上げ続ける要因となるはずです。

今後も、しっかりと効果を見直しながら進んでいきたいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。