雰囲気英語は許さないよ。

ほとんどの生徒の英語が「雰囲気英語」になっています。

「なんとなく」で問題を解いている子がいたら、すかさず私に「雰囲気英語やめようね」と諭されます。

 

勉強上の英語は正確に文を仕上げないといけません。

正確に書かないと丸がもらえないのだから仕方ありませんね。

だからこそ、問題を解くときに理由を伴って解かないとテストでは点数がとれないんです。

 

雰囲気英語から脱却するためには、いろいろ確認するポイントを覚えておかないといけません。

たとえば、①主語やら②文尾やらもちろん③文法の型も・・・

そのチェック項目をしっかりと確認することで雰囲気英語からの脱却ができるのです。

 

しかし、そのチェック項目が何度言っても生徒に伝わらないのです。

たとえば、日本文の語尾が「・・・ました。」と書かれていれば、その文は過去の文だとわかります。

 

ですが、生徒は気づきません。

普通に現在の文を書いてくるのです。

そもそも国語力がないから、そうなってしまうのかもしれませんけどね。

 

そして、英語を雰囲気で解いている人は「動詞を適した形になおしなさい」という問題が出たら、~ingをつけたがります。

なんとなくで解いているので、とにかく~ingをつけておけばいいだろう的な感じで問題を解くのです。

 

塾講師なら、これは英語のできない生徒あるあるだとわかると思います。

この解答見るだけでも、生徒の英語力がどれくらいなのかがわかります。

もし、この問題を解いた子に「なんでその答えにしたの?」と尋ねても、「なんとなく」と答えることでしょう。

 

英語が得意な人ならわかると思いますが、~ingに変化させるためには、条件がそろっていないといけないんです。

しかし、英語がわからない子にとって、その条件自体がわからないのです。

だからこそ、適当に~ingにしておけばいいと考えてしまうんでしょうね。

 

本来、言語である英語は日常的に会話をしていけば身に付きます。

そのときは少々間違っても許されますし、最低でも意味が通ればいいわけです。

しかし、いざテストとなると正確さが要求されますので、徹底的にチェック項目を覚えていくしかないんです。

 

こちらとしても英語を生徒に習得させるのに、もう少しいい方法があるかと思いますので、いろいろ試していこうかなと思います。

なんとかして英語は上げていかないといけませんからね。

こちらはこちらで頑張ろうと思います。

 

 

それでは、今日はこの辺で。