問題読まなきゃそりゃ解けないわ・・・

最近の中3生とのやりとりです。

生徒「先生、ここわからないんですけど?」

私「どれどれ・・・」とテキストとノートを見渡します。

 

「はーーん」と私は心の中でつぶやき、

私「もう一度問題読んでみな。それでもわからないなら教えてやるよ」と生徒へ言います。

生徒「えーーー」と言いながら、生徒は問題に目を通します。

 

数秒後、

生徒「あっ・・・」とぼそりとつぶやき、ノートにペンを走らせます。

その後、そのノートの答えを見て私が丸つけてやります。

 

私「あのなぁ、いつも言っているだろうが、正解したいなら問題を読めや~!!」

と私に説教を受ける生徒・・・(笑)

みたいな光景が繰り広げられています。

 

昨日も中3生がたまたま4名同時に授業を受けている時間帯があったのですが、その中の3名が同じ確認テストを同時に受けることになっていました。

授業開始後に3名がテストを受け始めました。

 

一人、また一人と「終わりましたぁ」と言って私に丸つけを受けます。

一番最初に終わった子「70点」次に終わった子「100点」最後の子「80点」でした。

合格点は70点だったので、一応全員合格でした。

 

しかし、能力的に言ったら、70点の子が一番高く、100点と80点の子は同じくらいなんです。

では、なぜ一番早く終わったにも関わらず、100点満点がとれなかったのか。

それは、問題を読んでいなかったからなんです。

 

この生徒は能力は高いのになかなか高得点が取れない子なんです。

それは、「問題をしっかりと読む」という基本ができていないからです。

この子には何度も何度も同じ注意をしているんですけどね。

 

ちなみに、今回も私に説教を受けたこの子の言い訳は、「緊張しちゃったから」でした(笑)

そして、「緊張してるんだったら、むしろ問題文読めや~」と私に追加の説教を受けていました。

 

点数をとるとらないというのは、学力が関わっているのはもちろんなんですが、それ以上に問題をしっかり読むか読まないかが関わってきます。

そりゃ問題で何を聞いているのかわからなければ正答を出せるはずがないですよね?

 

そんな当たり前のこと、だけど大事なことを、今必死に中3生に教えています。

ぜひご家庭でも問題を読んでいるかどうかを確認してみてくださいね。

意外と優秀な子ほど問題を読み飛ばしていることが多いですから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。