今年の夏期講習中は昼の時間に質問対応タイムを設定しています。
私一人で経営しているので、私が授業に入ってしまうと質問対応が難しくなってしまいますからね。
だからこそ、昼休みの時間は質問してきていいよと生徒に言ってあります。
ただ、質問に来ないですねぇ・・・
自分でわかるようにしているのであれば問題はないのですが、生徒の様子を見てもそうでもないんですよね。
自分でわかるのであれば、授業中に変なミスはしないはずなので。
これは生徒のレベルによって理由が変わってくるんですよね。
頭のいい子は自分で調べたらわかるから、質問しなくていいと思っています。
これは理想的な動きです。自ら調べて勉強するのが、理想の勉強法だからです。
一方で成績中間層の子たちは、どこを理解すべきなのかがわかっていないんです。
私のような塾講師ならば、そこを理解しておかないとマズいと感じることができます。
しかし、成績中間層くらいの子たちにとって、それを判断するのは難しいのです。
結果、わからないことを放置してしまい、どれだけ勉強しても成績が上がらない状態に陥り、入試直前になって初めて質問しないといけないことに気づくのです。
ま、それでも入試直前に質問の大事さに気づければそれでいいんですけどね。
最後は成績下位層の子たちです。
この子達は一番の問題児ですね。
どんな思考を持っているかというと、こういう子たちはまだ焦る時期じゃないと勝手に思っています。
まだまだ入試まで時間があると考え、目の前のわからないことを放置し続けます。
今まで散々放置をし続けて、ここまでの成績になってしまったのに、それでもまだまだ大丈夫だと思うのです。
それか、わからないことが多すぎて質問ができないんですね。
わからないことをわかるようにするためには、教科書で調べたりしないといけません。
それすら、成績下位の子たちは面倒だと思うのです。
どうせ教科書を見てもわからないし・・・
そんなあきらめがあるのでしょう。
そうなると、自ら勉強することはできないでしょうね。
すべてを教わらないと理解ができない・・・そんな子になってしまいます。
なんとか高校に進学しても、そこで赤点をとらずにテストを乗り切ることができればいいのですが。
ということで、質問に来ないんでしょうね(笑)
やる気のある子に関してはほっておいても質問に来てくれるので、そこまで問題視はしていません。
ただ、できればわからないことを放置するような子だけにはなってほしくはないですね。
それでは、今日はこの辺で。