点数に対する意識は高く持たなくちゃダメだと思う。

定期テストで「70点」。

この点数を聞いてどう思いますか?

高いと思いますか、低いと思いますか?

 

こういうのは相対的に感じ方が変わってくるものですね。

普段、30~40点しか取れない人は高く感じると思います。

普段、90点以上取っている人は低く感じることでしょう。

 

じゃあ、塾講師である私は何と思うのでしょうか。

私は「圧倒的に低い」と感じます。

「70点」ってかなりレベルの低い点数なんですよ。

 

30点分どこに落としてきたんですか?

それって、ただ勉強していないだけでしょう?

100点満点を狙っていないから、そんな点数になるだけなんです。

 

「いや、うちの子はそんなに高い点数じゃなくたっていいんです。」

多分、こうやって反抗したくなる人はいると思います。

でも、90点以上の点数をとって何か困ることがあるんですか?

 

満点を狙って勉強するのが当たり前のことだと思うんです。

だって定期テストって範囲が決められているテストじゃないですか?

学校ワークを繰り返しやって、確認テストを繰り返しやって、できない問題をなくしていけば絶対に点数はとれるようにできているんです。

 

実はこの「90点以上」、これが私のほめる基準です。

90点以上を取っている子って、基本的に満点を目指している子なんですよ。

それでも、人はミスをする生き物ですから、満点を取ること自体は難しいことなんですよね。

 

「80点」、これは私にとって普通のことです。

定期テストに向けて頑張ったことは大いに認めます。

でも、ことさらほめる点数ではないんです。

 

つまり、1教科「80点以上」をとれば5教科合計「400点以上」になるんです。

そして、それはうちの塾内に掲示される基準になります。

うちの塾の壁に掲示されているのは、うちの塾にとって「普通」の称号なんです。

 

ちなみに、「450点以上」や「100点」を取った子は虹色で印刷された掲示物が掲示されます。

これってうちの塾内でも、とても立派な成績をとった子を称える証なんです。

 

「でも、うちの子は勉強の才能がないんですよ~」

それって、限界まで勉強させてから言ってます?

限界まで勉強していないのに才能がないって決めつけるなんて、自分の子をなめているとしか思いません。

 

一度限界まで勉強やらせてみたらいかがです?

それでも点数がとれないなら、才能のせいにしていいと思います。

 

「頑張るのだって才能じゃないですか?」

そうですね、頑張るのも才能が必要だと思います。

では、これからいざ頑張らなきゃいけない時が訪れても、その子は頑張る才能がないからといってあきらめさせますか?

 

頑張るというのは、確かに才能があるとは思いますが、だれでもできることじゃないですかね?

だって、毎日毎日コツコツと勉強させればいいんですよ?

何も難しいことではありません。

 

例えば、東大の数学の問題を解いてくださいと言われたとして、解けるか解けないかは才能が関係してくると思うんですよ。

こればっかりは、才能がない子がいくら努力してもできないものはできないんです。

 

でも、定期テストですよ?

定期テストは学校の授業をしっかりと聞いて理解をすれば点数がとれるんですよ?

極端ですが、東大の問題を解けと言っているわけではないんです。

 

以上のように、これがうちの塾の基準です。

私が最終的に目指しているのは100点満点です。

とはいえ、まだまだ実現できていないので、私の力不足を痛感しているんですけどね。

 

でも、目指すことは止めません。

今後もうちの塾の方針は全員が「400点以上」をとることです。

だって、それがうちの塾の「普通」ですから。

 

一度きちんと目指してみましょうよ。

だからといって、行きたい高校を変える必要はないですから。

400点以上を普通にとっていても、近くの高校に通うのでいいですから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。