どれだけの勉強をすれば正解なのだろう。

今日の午前中は新規問い合わせの面談が一件、保護者面談が一件入っていましたので、朝10時から校舎を開けて対応していました。

どちらも1時間以上話をしていたんですが、その中で色々なことがわかりましたね。

 

それは、みなさんは共通して「どれだけ勉強すればいいのか」というのがわかっていないということです。

そりゃそうですよね。

だって、みなさんは素人なんですから、わかるはずがないんです。

 

でも、プロの私たちからすると、どれだけの勉強をしなくてはいけないのかが経験によってわかっているのです。

これは、私たちがすごいのではなく、この仕事をしていれば徐々にわかることなんです。

まあ5年くらいこの仕事をしていれば、わかるようになるのかな。

 

どれだけ勉強すればいいのかというのは、地域によって変わってくると思います。

この地域は勉強に対して熱心な家庭が少ないですから、家でどれだけの勉強をさせなければならないのかがわかっていません。

 

しかし、進学校が多数ある都会にいけば、周りの人が競うように勉強しています。

お母さん方の話す内容も、どこの塾がいいとか、どの高校に行ったらどこの大学に進めるとか、情報量がハンパないんです。

そういうところでもまれれば、どれだけ勉強すればいいのかがおのずとわかってくるでしょう。

 

うちの夏期講習は中3生にかなりの量を勉強させます。

毎日6時間×24日間ですので、144時間勉強することになります。

ちょっとお聞きしますが、これが多いのか少ないのかわかりますか?

 

生徒にこの自習のことを話すと、たいていの子が嫌な顔をします。

この地域の子がいかに勉強していないかがわかる瞬間ですね。

毎日6時間なんて、学校の授業と同じくらいの時間なんですけどね。

 

他塾の夏期講習は3時間の授業が毎日のようにあるものの、一日6時間も拘束して自習させるような塾はないんじゃないかな?

でも、この量の勉強をさせるのは、私にとっては当たり前のことなんです。

何年も続けて中3生にこれだけの勉強をさせているので、もう慣れちゃいましたね。

 

では、さきほどの質問の答えを発表します。

答えは「少ない」なんです。

この地域であれば多い方だとは思いますが、これだけやらせたって少ないもんなんです。

 

世間にはこれ以上の勉強をさせる塾が存在します。

その塾の夏期講習の総勉強時間は300時間です。

うちの2倍以上なんですよね。

 

さすがに私一人でやっている以上、この時間を真似することはできません。

でも、本当はこれだけの時間勉強をやらせたいんです。

だって、上記の塾はとてつもなく成績を上げているのですから。

 

勉強時間を多くすればするほど、成績は比例して上がっていくものなんです。

やる気や正しい勉強法も確かに必要なんですが、それでも勉強時間は単純に増やさないといけないんです。

 

周りの情報に振り回されないでくださいね。

この地域の人たちは極端に勉強時間が少ないのが常識ですから。

子どものやる気があるのであれば、いくらだって勉強をさせればいいんです。

 

何度もブログで紹介していますが、私の教え子の中には朝10時から夜10時まで勉強している子もいました。

別に6時間強制ってだけで、それ以上勉強してくれたっていいんです。

塾は開いている時間、いくらでも自習してくれてかまいませんからね。

 

もし、子どもにそこまでの学力を要求しないのであれば、うちの塾は合わないと思います。

なんたって子どもが嫌がろうが何だろうが長時間の自習を強制しますからね。

嫌々勉強するくらいなら、他の塾で夏期講習を受けた方が無難じゃないでしょうか?

 

逆にとことん頑張りたい人は、うちの塾を大いに利用してください。

中学生時期にとことん知識をため込んで、高校に行っても上位の成績をとれるようになりましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。