良い意味で「異常」になりましょう。

あなたのお子さんがこう言われたらどう感じますか?

「あなたのお子さん、異常ですよ。」

あなたはドキッとしませんか?

 

そりゃそうですよね。

異常という言葉は基本的に悪い言葉として使われるわけですから。

その言葉を聞いてドキッとしない方がおかしいと思います。

 

でも、「大丈夫ですよ。他の子たちも同じですから」と続けられると、ホッとしませんか?

「なあんだ、他の子もいっしょなのか・・・なら、いいかな。」

そんな感じに思っちゃうんじゃないでしょうか。

 

これって日本人の悪い癖ですよね。

周りと同じだと言われると喜んじゃうんです。

「うちの子っておかしいのかしら・・・?」とは疑いたくはないですものね。

 

でも、受験においては、その考えではいけないと思います。

だって、受験って戦争ですよ。

たとえみんなと同じだったとしても、それで受験に落ちてしまったら笑えません。

 

うちの子は他の子と同じようにやってきた(遊んでいた)!

何でうちの子だけ高校に落ちてしまうんだ!

みんなと同じ行動をしていても、これでは笑えません。

 

勉強において「異常」なのは良いことなんです。

もちろん、異常に成績が低いとか、異常に頭が悪いとかは論外ですからね。

それは異常の悪い面なので。

 

私が保護者の方と話をしていても、次のような言葉は聞いたことがありません。

「先生、うちの子「異常」なんです。家に帰ってきたら、遊ばずにずっと勉強しているんですよ。なんか弁護士になりたいとか言ってて・・・周りの子のように遊んでくれたらいいのに・・・」

 

「とても素敵なお悩みですね」私はそんな言葉をその保護者に返してしまいますね(笑)

周りの子と違うのが「異常」なら、この子の取り組みは素晴らしい取り組みになります。

そして、受験はこういう子が勝つようにできているんです。

 

逆に、「うちの子、本当に家で勉強しないんです。」という言葉はよく聞きます。

つまり、勉強しないことって、「異常」なことではないんです。

みなさん同じように悩まれているんです。

 

受験に勝つためには、早めに「異常」になることをおススメします。

周りの子が勉強しないのであれば、勉強させちゃえばいいんです。

 

それだけで「異常」な成長を遂げ、子どもが行きたい高校に合格できちゃいますので。

それだけで周りの子たちよりも上に立てちゃうんですから、受験だって勝てちゃいますよね。

 

でも、周りには「うちの子勉強していない」ってウソついてくださいね。

周りまで勉強し始めたら、「異常」じゃなくなっちゃうんで(笑)

まあそんなことにはなりませんけど、念のため。

 

ちなみに、私は自分の塾が「異常」と評価されたらうれしいですね。

だって、それって他の塾がやっていないことをやっているわけでしょう?

だって、それって他の塾よりも成績を上げられているってことじゃないですか?

 

人と違うことを恐れないでください。

特に受験であれば、人と違うことをしないとダメです。

 

周りはどうだっていいんです。

周りの子が遊びまくっているなら、そのうちに自分の子は勉強させちゃいましょう。

周りが受験モードになっていないなら、自分の子だけ受験モードに変えちゃいましょう。

 

他と比べて「異常」なことをし続けた人は勝ち組になれますからね。

このブログを読んでいる方は、どんどん「異常」になってくれることを祈ります。

 

最後に、私は自分の塾生に関してはこんな感じに考えています。

「うちの塾生が幸せになればいい・・・」

ただ、それだけを願っている、心の狭い人間なんです(笑)

 

 

それでは、今日はこの辺で。