最初の定期テストは高得点をとらせないとダメだと思う。

中1にとっては、今回の定期テストが初めての定期テストになると思います。

実力テストはすでにやっているとは思いますが、範囲がきちんと決められたテストを受けるのは今回が初めてでしたね。

 

大半の生徒が何も対策をせずにテストに臨み、痛い目をみるのではないでしょうか?

そして、このままではまずいと考え、慌てて塾を探し始める人も多いのではないでしょうか?

 

しかし、もう手遅れなのかもしれませんよ。

なぜなら、最初のテストの印象は、その子の意識の高さを決定してしまうからです。

意識を高く持たせるためには、ここでできるかぎり高い点数をとらせないといけないのです。

 

点数が高い子は、自然と意識が高くなります。

この水準から始まるわけですから、そこを基準にして物事を考えるようになります。

定期テストを繰り返す度に、最初の基準つまり高水準の成績と比べるようになるのです。

 

そして、高得点をとって周りからの評価が上がった子は、プライドを持つようになります。

この高い水準を下げたくはない・・・そういう風に考えるようになれば成功ですね。

その水準を守ろうとして、自然と勉強するようになりますし、学校の授業もしっかりと聞くようになるでしょう。

 

一方で、最初につまずいてしまった子というのは、そこがスタートになってしまいます。

次のテストも、最初のテストの点が基準になってしまうので、少し上がっただけでよく頑張ったと勘違いします。

 

一旦そうなってしまうと、高得点を取った子との差を埋めようとは考えません。

自分は所詮こんなものだ、頭がいい子たちがすごいだけ、自分よりも下の子はたくさんいるし・・・なんて考え始めたら、意識を上げるのは困難になるでしょう。

 

これが一年も続いてしまったら、どれだけ励ましても、褒めてあげても、意識を上げることが困難になります。

うちの生徒でも中2から入ってきた子は、意識が低いままでなかなか上げることができていません。

 

うちの中1生たちは、スタートダッシュがいかに大事か私が教え込んでいますので、今回の定期テストは成功を収めてくれました。

まだ全員の結果は確認していませんが、口頭で数人に確認したところ、90点以上の点数を取っている子が多かったです。

 

うちの子たちはその点数が基準になるわけです。

90点以上を基準にしてしまえば、高水準の意識が備わったことになります。

後は、それをキープしていけばよいのです。

 

どれだけ頑張ればそういう成果が挙げられるのか、うちの子たちは中1のころから学んでいきます。

今年の中1生は優秀な子ぞろいですから、育てるのが楽しくて仕方ないですね。

このまま突っ走ってもらえたらうれしいですね。

 

ちなみに、最初で失敗してしまった方は、次の定期テストで高得点をとらせることが肝要ですよ。

後回しにすればするほど、取り返しがきかなくなります。

意識を高く持たせるために、最初からしっかりとケアをしていきましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。