神栖1中は火曜日に定期テストがあります。
なので、総体が終わった子から順に今日も自習に来ていますね。
毎日のように自習に来ている子は基本的に高得点がとれていますね。
合計400点を超えるような子というのは、毎日のように自習に来ています。
うちが指示する定期テストの勉強法は「学校ワークを繰り返せ」ということだけです。
何回、どこの箇所を繰り返すかなど、細かい指示は出していません。
間違った勉強法をとっているときだけ声をかけ、そのやり方を正しいものに修正させています。
塾が手取り足取りやり方を指示するのは簡単です(本当は面倒ですけどね)
しかし、それでは生徒自身が考える力をなくしてしまいます。
塾から離れたときに、自分で勉強できない子になってしまいます。
しかも、人それぞれ能力が異なるのですから、一様に同じ指示を出していても意味がありません。
だからこそ、最低限やることは指示するにしろ、それ以外は自由にやらせているのです。
そのようにしていると、人それぞれ努力の量が変わってきます。
毎日ように自習に来る子が出てくる一方、全く自習には来ないで家で勉強する子も出てきます。
もちろん、自習に来るのを嫌がり、家でも勉強しないなんて子もいます。
この場合は何のために塾に来ているんだと叱られますけどね。
成績も上がらないので、塾を辞めてもらう対象にもなります。
そして、自分なりの勉強で定期テストを受けてもらい、うまくいけば点数が上がりうまくいかなければ点数は上がらないということになります。
点数が上がらないなら、勉強法が間違っていることになるので、大いに反省してもらわないといけませんね。
今日自習しに来ていた子は、「先生、理科の作図をしたいからプリントちょうだい」と言ってきました」
以前授業で見たときは全問正解していたので、「なんで?やる必要あんの?」と聞くと、「いや、不安じゃん。作図はワークの繰り返しもできないし、もう一度解きなおしたいからさ」と答えてくれました。
このように、自ら足りないところを補おうとすることは良いことです。
そして、これこそが勉強なんです。
できるからと胡坐をかいて何もしないのではなく、「不安」だからといって勉強するのです。
ただ、言われたままのことしかできないのも問題ですよ。
そうならないように極力こちらから具体的な指示はしないようにしています。
まぁ、生徒自身が試行錯誤してそれでも点数が上がらないならアドバイスをしますけどね。
「勉強法がわからない~」とうなっている子は、ただ勉強していないだけですよ。
まずは、なんでもいいから自己流で勉強をしましょう。
とにかく量を増やすことから始めないといけませんよ。
それでは、今日はこの辺で。