塾はお金を払って通う場所です。
だからこそ、塾に任せるのは当たり前のことなのでしょう。
これだけのお金を払っているのだから、これだけのサービスを受けるのは当たり前だと思うのでしょう。
しかし、塾のサービスを受けているだけでは成績を上げることはできないのです。
なぜなら、塾の授業は成績を上げるだけの力はないからです。
どれだけ質のいい授業を受けても、それだけでは成績は上がりません。
塾側は授業さえしていれば、お金がもらえます。
それで成績を上げられなくてもお金はいただけるのです。
ただ、それでは塾の評判は下がってしまいますけどね・・・
では、成績を上げるためにはどうすればいいのか?
それは、塾に頼りすぎるのを止めることです。
塾は利用すればいいところで、頼るべきところではありません。
例えば、塾が授業以外に勉強法などを指導してくれたとします。
しかし、いかに勉強法を身につけようと、それを実践しなくては意味がありません。
では、塾が強制的に勉強させたとします。
しかし、生徒自身がやる気を出さなければ、その生徒がいかに強制的に勉強しようと成績は伸びないのです。
そうやって塾に頼ってばかりいると、気づいたときにはもう手遅れになっている可能性が出てくるのです。
そのときに塾に文句を言っても後の祭りです。
時間は残されていないので、結局、受験に間に合わずに失敗してしまうのです。
塾に頼りすぎないというのは、塾の取り組みに疑問を持つことなんです。
塾の指示は何を目的に出されているのか?
ただ受け身でそれをとらえるのではなく、能動的にそれを考えるのです。
例えば、塾から勉強法を習ってきたと子どもから伝え聞いたとき、それを家庭で実践させるのです。
目の前でその勉強法をやらせてみて、すぐに成果を見てみるのです。
他にも、塾に強制的に勉強させられているのなら、なぜ、強制なのかを考えてほしいのです。
もし、我が子だけが強制的に勉強させられているのなら、その子には自主的に勉強しようという意識が乏しいのかもしれません。
であれば、何のために塾に行っているのかを考え直さなくてはいけませんね。
子どもを塾に入れるとき、きっとその塾は信頼して入れていると思います。
しかし、ただ信頼だけしていればいいというものではありません。
塾は利用するべき場所ですよ。
家庭でも子どもを指導する気構えでやらないと成績は上がりませんからね。
受け身体質からの脱却をお願いしますね。
それでは、今日はこの辺で。