塾の存在意義とはなんぞや?

私が生徒に願うことは一つです。

それは、自分で勉強して成績を上げていくということです。

ひいては、将来、生徒が生きていく上で、自ら考え自ら行動することにつながっていきます。

 

人に教わることが当たり前になると、自主性がなくなり自ら努力することがなくなります。

それは依存していることと同じです。

教えてくれる存在がなくなったら、その人は自分で成長することは厳しくなるでしょう。

 

塾は成績を上げる場なので、生徒にいろいろと干渉します。

ただ、それも度が過ぎると、生徒の自主性をつぶすことになります。

教えるのが塾の仕事ではあっても、教えすぎもよくないのです。

 

あくまでも塾は勉強する機会を与える場であるべきなんです。

生徒が自ら成績を上げたいと欲し、そのために塾を利用するべきなんです。

そうすれば、最低でも塾に依存するという考え自体がなくなるでしょう。

 

テレビ番組によく出演している東進予備校の林先生は「授業は意味がない」とはっきりと言っています。

上記の考えに則れば、授業は勉強する機会を与えているに過ぎません。

考えてみてほしいのですが、授業だけで成績が上がるという経験をしたことがありますか?

 

大事なことは、自らが勉強して、知識を吸収していくことなんです。

知識を覚えさせるのは、周りがいくら頑張っても無理なんです。

覚えるべき本人が、必死になって覚えようとしないといけないのです。

 

かく言う私は、学生時代、先生の授業に頼りませんでした。

なぜなら、先生の授業を聞くよりも、家で勉強して暗記した方が自分のためになると知っていたからです。

 

学校の授業はほぼ聞かないで、教科書や資料集を読んで理解していました。

そして、家で問題を何度も解きまくりました。

このように、自ら勉強することを体現していたのではないかと思います。

 

とはいえ、授業を聞かない態度はまずかったですね。

これで学校の先生には嫌われてしまいましたから。

理想は、学校の授業の要点だけでもしっかりと聞き取ることでしょうか。

 

今は定期テスト週間です。

今まで教わったことをしっかりと覚えるようにしてくださいね。

何度も書いて、何度も問題を解いて、一生忘れられないくらい覚えきりましょう。

 

テストの点数を上げるのはあくまでも自分です。

決して塾が点数を上げてあげるわけではないですからね。

では、頑張ってください。

 

 

それでは、今日はこの辺で。