私は魔法使いではありませんからね。

うちの塾を選んでくれた方たちには申し訳ありませんが、私は全員の成績をすぐに上げられるわけではありません。

うちの塾に入ってくれれば絶対成績が上がりますなんて、うそをつくことはできません。

 

塾に入るのはきっかけでしかありません。

勉強するきっかけを得るのです。

そして、塾から情報を得るのです。

 

一人で勉強している場合、不利になってくるのは人と比較ができないことです。

比較できたとしても、それは学校の友人くらいでしょうか。

ただ、この地域の中学生たちの勉強への意識はとても低いものではあるので、比較対象になるかどうかは甚だ疑問です。

 

しかし、塾に入ると違います。

まず、塾ごとに勉強への基準が変わってきます。

 

塾側がこれだけの勉強をしてくださいと、指示を出してきます。

その量が塾による勉強の基準なんです。

 

例えば、授業だけしかしない塾があります。

宿題も出しません。

勉強するのは塾の授業だけです。

 

つまり、この塾は授業だけの勉強でOKだと思っているのです。

勉強に対する基準はとても低いものになります。

意識の高い子だけが成績を上げられるようになります。

 

一方でうちの塾のように、毎週水曜日に強制して2時間の勉強をさせる。

定期テスト前の土曜日は3時間以上の勉強、そのほかに2日間は3時間の自習を強制する。

夏期講習中は中3生は毎日、朝から夕方まで強制自習。

 

これだけの勉強を塾が強制します。

うちの勉強に対する基準はこれだけなんです。

 

正直、これだけやってもまだまだですからね。

世間にはもっとやらせる塾がたくさんあるのですから。

 

ちなみに、これだけの強制自習をやらせると自然と成績が上がるんです。

だから、成績を上げているのは私ではないんです。

結局、生徒本人が勉強する時間を増やさないと成果は上げられないんです。

 

塾に入って成績が上がるとは思わないでくださいね。

私は魔法使いではありませんので、魔法を使って生徒の成績を上げることはできません。

成績を上げるのは本人の努力のみですよ。

 

生徒が努力するための協力だけは惜しみません。

それが私の仕事ですから。

 

私ができることは生徒の応援をすることだけなんです。

保護者の方々も子どもの勉強をぜひ応援してあげてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。