うちの塾で最初にキツいと感じることは、英単語テストかもしれません。
宿題の量もそれなりの量を出すのでキツいですが、それ以上に英単語を毎回暗記してくるのは骨が折れると思います。
特に新入塾生と、中1生の子たちが苦戦していますね。
どちらも4月から英単語テストを始めているのですが、まあ覚えが悪いですね。
事前に暗記してきたとしても、英単語テストに一発で合格ができていません。
ちなみに、英単語テストというのは週に2回行っているもので、1回につき20個ずつ教科書の範囲から出題しています。
合格は満点です。ただ、簡単なスペルミスに関しては、指摘した上で修正のチャンスを与えるようにしています。
ミスが多ければ、もちろん不合格です。
合格しなければ帰ることができませんが、挑戦できるのは一日2回だけです。
その日に合格できないなら、後日追試となります。
このように毎回塾に来るたびに英単語のテストを受けなくてはいけません。
とはいえ、1回につき20個で、1週間で40個です。
高3生は大学受験のために1日20個覚えなくてはいけないのですから、それに比べたら大したことはないのです。
暗記は勉強の基本ですから、それができないと成績を伸ばすことはできないでしょう。
本来なら、漢字のテストも導入したいのですが、そこまで手が回っていないというのが実情です。
まぁ生徒の負担を考えると、これ以上の負荷を与えるのは逆効果になりかねませんが。
最初はなかなか20個を覚えることができないのですが、慣れてくると短時間で暗記ができるようになってきます。
実際にうちに1年以上在籍している子は、英単語テストがそこまで負担にはなっていません。
20個くらいなら短時間で覚えてしまいます。
テストで正解を求めるときは、必ず自分の頭の中から正答を引き出さなくていけません。
結局、頭に大事な用語が入っていなければ、テストで点数はとれないのです。
英語は特に英単語を知らないと、理解が遅れてしまう教科です。
だからこそ、できるかぎり塾で暗記を促さないといけないんですね。
本来、暗記というのは必要に迫られて生徒自身が自発的に行うものです。
定期テスト前にはとにかく大事な用語を暗記しなくてはいけないはずです。
ですが、勉強をしてこなかった子というのは、もともと暗記なんてしてこなかったんです。
何でもそうですが、すべては慣れです。
暗記だって慣れておかないと、いざ本気で勉強するときに成果を出すことができませんよ。
ぜひおうちでも、しっかりと暗記をしているかどうか、確認してみてください。
それでは、今日はこの辺で。