中1も中学生活が始まって2週間が経ちましたので、今日から水曜日の自立支援学習日に参加してもらいました。
先輩たちが静かに勉強する姿を見て、勉強というのはこういう姿勢でやるのだと学んでほしいですね。
うちの塾の自立支援学習日は、水曜日に中学生全員を塾に呼んで2時間の自習をしてもらいます。
勉強する内容は基本的に自由ですが、メインは塾の宿題と学校のワークとしています。
生徒たちが自習している間、私は生徒たちを机間巡視して勉強の様子を確認していきます。
生徒が間違った勉強方法をしているのを見かけたら、すかさずアドバイスを送り正しい勉強法を提案するようにします。
最初は間違った方法で勉強していても少しずつ矯正されて、正しい勉強方法を身につけさせていくのです。
正しい勉強方法を身につけたとたんに、成績が跳ね上がる子もいます。
どれだけ勉強しようが、間違った勉強では成果は上がらないんですよね。
だからこそ、この水曜日は成績を上げるために、とても重要な日として位置付けているのです。
今日もとある中1生の数学を解く様子を見ていたのですが、間違った勉強方法をしていましたね。
それは丸つけをこまめにしないことと、どこが間違っているのかを調べるために計算過程を見直さないことでした。
丸つけを面倒くさがり、一気にやろうとする子がいます。
本来なら大問毎に丸つけをすべきなんです。
どこで間違えたのかをはっきりさせないと、次の大問でも同じ間違えを繰り返しますからね。
そして、どこが間違っているのかを調べなくてはいけません。
計算過程をたどって、どこで間違えているのかを見つけるのです。
基本的には生徒の多くが自分の間違えに気づけないものです。
でも、それは訓練次第でなんとかなるのです。
普段から間違えに対して敏感にならないといけません。
くれぐれも間違えたら答えさえ写しておけばいいやと考えてはダメです。
そうなるといつまでたっても間違えに気づかない子になってしまいます。
テストの点数を上げるのはミスを減らすことから始めないといけません。
いくら勉強してもミスだらけでは点数が安定しないですからね。
中1生は今日から本格的な勉強スタートです。
自らの勉強方法を確立して、安定した成績を出していってほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。