今日は春期講習8日目です。
先日行った塾の業者テストの自己採点を昨日生徒たちから見せてもらいました。
申し訳なさそうに、
「めちゃくちゃ悪かったです・・・」
「恥ずかしい点数を取ってしまいました」
「数学が・・・今回難しかった・・・」
申し訳なさそうに言ってくるのは、怒られると思っているからでしょうね。
私は塾のテストの結果で怒ることはしません。
ただ単に反省してくれれば、それでいいのです。
残念ながら、ニコニコしながら報告してくれた子はいませんでしたね。
塾的には悲しい出来事ですが、私はこれでいいと思いました。
塾としては改善の余地がありますけどね。
テストというのは、本来、自分に足りないことを教えてくれるものです。
落ち込んで反省をして、人は何がいけなかったのかを考えるのです。
ただ、これはすぐに自己採点をしないと効果はありません。
業者テストというのは、結果が返ってくるのに大体半月はかかります。
そのころに生徒に結果を見せたところで、生徒はショックを受けるでしょうか?
たぶん、大半の生徒がテストという存在を忘れてしまっているでしょう。
「鉄は熱いうちに打て」
といわれるように、テストを受けた生徒たちも同じです。
鍛えようと考えるなら、テストをした直後に自己採点はすべきなのです。
学校でも実力テストの自己採点をやらせていますよね?
これはすばらしい取り組みだと思います。
中には自己採点自体をやってこなかった子もいましたが、その子たちに自己採点の意義を教えないといけませんね。
ちなみに、自己採点を経て、少しは勉強しようと思った子が数人出ています。
テストはカンフル剤として働きます。ぜひ有効活用してほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。