春期講習2019 4日目

今日は春期講習の4日目です。

生徒から学年末の通知表を提出してもらっています。

確認してみると、定期テストの点数の割には評価が低いのです。

 

極めつけは定期テストで100点を取った子が「4」だったこと。

評価は定期テストの点数だけで決めるものではありません。

授業中の態度だったり、課題の提出状況、実験などの実習の取り組み方など、いろいろな要素が見られます。

 

点数が良くても、授業態度が悪ければ成績は点数通りにつきません。

とはいえ、この点数を取った子はそんな素行不良な子ではないんですけどね。

 

通知表の評価はあくまでも先生の主観でつけられるものです。

先生だって人間ですから、好き嫌いで決めることだってあるでしょう。

気にくわない生徒に高い評価をつけることはないのです。

 

気に入られるように「ゴマをすれ」とまでは言いませんが、やる気を見せることは大事なことなんだと思います。

アピール力はゆくゆく必要になってきますからね。

社会人になれば、会社にアピールする力が必要ですから。

 

実は私も中学時代、定期テストで2回100点を取ったにもかかわらず「4」がつけられたことがあります。

そのころは相対評価ですから、「5」がもらえる人数が決まっていたんですよね。

その人数からもれてしまうと、「4」になってしまうわけです。

 

でも、両方100点取ったのだから、点数的には1位なわけです。

それでも「5」にならなかったのですから、他の理由が存在しているわけですね。

 

よくよく考えてみると、私はそこまで優良な生徒ではなかったのでしょう。

先生の言うことをきちんと聞いていたわけでも、授業中に集中していたわけでもなかったんですね。

 

学校の授業を聞かなくても、自分で勉強すればできるようになると思っていましたから、そこを学校の先生に見抜かれたのでしょう。

つまり、学校の先生に嫌われていたわけです。

あくまで推測ですが・・・

 

塾に通って定期テストの点数が上がることは喜ばしいことです。

だからといって、学校の授業をおろそかにしては意味がないんです。

結局、学校でつけられる評価が進学にかかわってくるのですから。

 

とある生徒はこんなことまで言っていました。

「学校の授業中は寝ちゃってる、でも、塾で勉強しているから大丈夫だよ」

これは最悪な考え方ですね。

 

こういう風に、塾に通う意義をはき違えてもらっては困ります。

自分の子がどんな目的で塾に通っているのか、ぜひ確かめてみてください。

もし、変な考え方をしているようなら、矯正しなくてはいけませんよ。

 

塾は通うことが必修ではないんです。

学校の授業だけで事足りるのであれば、塾を辞めてしまったほうがいいですよ。

結局塾に頼り切りでは、いずれ自ら頑張ることがなくなってしまいますから。

 

 

それでは、今日はこの辺で。