”暗記”の極意を体得せよ!

明後日から春期講習が始まります。

うちの季節講習は確認テストを必ず行います。

この確認テストの合格は満点合格です。

 

勉強において、一番大事なことは「暗記」です。

言葉を知らなければ、テストで正答を書くことはできません。

もちろん、これだけではなくて、用語の意味までしっかりと理解しないといけませんが。

 

ただ暗記すると言っても、暗記の方法は千差万別です。

自分に合った暗記方法で覚えてしまえばいいのです。

結局、確認テストで合格を目指さないといけないので、なんとしてでも頭の中に用語を叩き込むのです。

 

ベストな方法は「声を出して何度も書いて覚える」だとは思いますが、これを生徒に薦めはしますが強制することはありません。

自分で試行錯誤して、暗記方法を確立するのが一番大事だと思います。

暗記方法が確立してしまえば、後はそれを使っていけばいいわけです。

 

そして、確認テストを実施しているのは、生徒に試練を与えるためです。

生徒自ら暗記をしようと思えばいいのですが、ほっておいても生徒自らが暗記をしようとは思わないでしょう。

ただ、確認テストを実施することによって、暗記する必要が出てくるわけです。

 

暗記という行為をたくさん経験することで、その子の頭に知識が蓄積していきます。

しかし、人間は誰しもが忘れるもの。

だからこそ、何度も暗記できるように、講習毎に確認テストを実施するのです。

 

春期講習で覚えた内容は、夏期講習でも冬期講習でも同じようにテストをする場合があります。

最初は覚えるのに苦労したものでも、回数を重ねていくとそこまでの負担はなくなっていくのです。

 

うちの塾に長年いる生徒は、もうすでに講習で確認テストをすることがわかっています。

文句を言う子もいますが、そんな子でもちゃんと確認テストのために暗記をしてきます。

暗記をすること自体が当たり前のような状態にもっていきたいんですよね。

 

私が以前違う塾で教えていたときは、「これは大事だから覚えておいてね~」と言葉だけを生徒になげかけていました。

しかし、言うことを聞くのは、成績の良い生徒だけでした。

勉強に熱心な生徒でないと、覚えてくることはありませんでした。

 

だからこそ、強制的に確認テストにするようにしています。

この確認テストを通して、生徒の暗記方法が確立できれば、生徒自身で勉強していく自学力が身についていくのではないでしょうか?

 

 

それでは、今日はこの辺で。

※明日は回数調整のため、お休みをいただいています。教室は開きませんので、お気を付けください。