毎年出てくる問題生徒・・・

なんかタイトルが夏に出てくる黒いやつを連想させますね(笑)

うちの塾でも毎年のように問題生徒が入ってきます。

最初は本性を出さないのですが、慣れてきたころに少しずつ尻尾を出してきます。

 

この問題生徒、その問題レベルが半端ないです。

何で塾に来ているの?というレベルなんです。

 

では、この問題生徒の特徴を教えますね。

一つ目は、『塾の言うことは一応こなす子』です。

 

一見すると問題なさそうに思えますが、「一応」という言葉が曲者なんです。

こういう問題生徒はテストをカンニングしたり、学校ワークの答えを写したりします。

やってはダメといわれていることを、目の届かないところで隠れて実行します。

 

塾からは「確認テストに合格しなくてはいけない」と言われているから仕方なくやるだけで、真剣に覚えてこようとは思わないんです。

なんとかして合格をして、塾にだけは居させてもらうんです。

 

こういう子は周りの目を気にしながら、カンニングなどを続けます。

そして、バレなければ平気でそれを続けていきます。

 

何のために塾に来ているんでしょうね?

 

二つ目は、『言うことを聞かない子』です。

やらなくてはいけないことはやっていても、私のアドバイス通りには動きません。

それは、そのやり方が辛いとわかっているからです。

 

勉強がとことん嫌いな子は、考えることを嫌がります。

考えなければ頭がよくなることはありません。

頭を使わない勉強をひたすらやっても、成績は伸びません。

 

そして、こういう子は勉強方法がわからないと嘆くのです。

こちらがあれだけ何度も勉強方法に関して話をしても、嫌だからやらないのです。

だったら、一人で好きに動けばいいのにと思いますよね。

 

何のために塾に来ているのか・・・本当に謎です。

 

そして、三つ目は、『家で全く勉強しない子』です。

塾に入ったからといって、家で全く勉強しないのではダメです。

塾はあくまでも授業を行うところであって、授業を受けたからといって成績が上がるわけでもないんです。

 

宿題を家でしっかりと勉強したり、学校ワークを毎日少しずつ進めたり、やらなくてはいけないことは山ほどあるのに、全く勉強をしないのです。

これは、スマホが原因ということもありますが、家でのしつけがなっていないのも問題です。

スマホをいじる代わりに勉強をさせる。こういう基本ができていないと、成績が上がらなくても仕方ないのかもしれません。

 

そして、家で勉強できない子は、塾を卒業してからが問題になります。

塾に通っている間はやることを指示されますが、高校に入って塾に通わないと自分で自分を管理しなくてはいけません。

家で勉強するのも当たり前にやらなくていけませんし、家で勉強できないと将来の進路に影響が出てきます。

 

以上のような問題生徒は毎年必ず出てきます。

こういう生徒は、なんとか不正を隠そうと動きますので、私もそれを発見するのに苦労します。

「疑わしきは罰せず」ですので、証拠がないと私も怒れないんですよね。

 

そして、もし不正が発覚したら、その生徒は呼び出しをかけます。

まあ説教するわけですね。

その説教でなんとか改心してくれれば問題はないんですが、それでも不正を働くようなら最終手段に動きます。

 

もちろん、それは塾を追放することですね。つまり、クビです。

残念ながらうちの塾には今までもクビになった子が数人います。

結局、説教しても何を話してもその子たちには伝わらなかったんですよね。

 

正直、クビにしてよかったと思います。

うちのいる他の子たちに悪影響を与えることになりますしね。

多分、他の塾に行くことになるでしょうが、そこでも同じことを続けるんでしょうね。

 

そんなに簡単に見捨てることはありませんが、不正を続ける限りうちの塾には置いてはおけません。

成績を上げる気もないのに塾にいられるのは迷惑ですから。

 

塾はタダではないですからね。

お金がかかることですので、塾を入れる際は子どものやる気を確認してくださいね。

ムダにするかどうかは生徒本人次第ですので。

 

 

それでは、今日はこの辺で。