自分に厳しい人間が最後は勝つもの。

人は誰しも自分には甘いものです。

疲れている体に鞭打って行動ができる人はなかなかいるものではありません。

しかし、勉強やスポーツは自分に厳しい人でないと勝つことができません。

 

自分に厳しいというのは、たとえば、ミスを許さないことです。

練習の段階でミスがあるということは、本番でもミスが出てきてしまいます。

練習でミスをなくしておけば、本番でもミスをしなくなります。

 

かくいう私は中学時代、自分に厳しくしていました。

勉強していて、一つでもミスがあったらそれを悔しく思っていました。

すぐにやり直しをして、ミスがなくなるまで繰り返しました。

 

そして、次の日も前日のミスした問題を確認のためにもう一度解きました。

そこで間違ったら、その問題にチェックし再度解きなおしをしました。

 

これを定期テスト2週間前から始め、毎日テスト勉強を繰り返しました。

完璧になるまで同じ問題を解きなおし、前日は間違えの多かった問題だけを解きなおしをしました。

そこまでやらないと、不安で仕方なかったんだと思います。

 

繰り返しをして、完璧に覚えて、テストを受けた結果、何度も100点満点をとることができました。

数学は1年通して100点満点しかとらなかった学年もあります。

英語も1学期の2回の定期テストを100点ということもありました。

 

これは自分が頭がよかったからではありません。

むしろ私は馬鹿な子だったと思います。

 

一度や二度問題を解いたところで覚えることができなかったんです。

何回も問題を解かないと覚えることができず、そのため何度も同じ問題を解きなおしました。

 

間違えたら「正」の字を問題に書くようにし、どこが苦手な問題なのかを可視化しました。

「正正」のように10回も間違った問題もあったくらいです。

それだけのことをしないと、自分は高得点をとることができないと知っていたので、繰り返しのとにかくやりこみました。

 

 

才能がある子はそんなに繰り返しをしなくてもできるようになるでしょう。

でも、そういう子はミスがなくならないんです。

ミスがなくならないから、覚えるのは早くても100点はとれないんです。

 

私は暗記力はなかったものの、自分に厳しくする能力は備わっていたのでしょう。

中途半端を嫌い、徹底的に間違えをなくす。

これを行うことができたおかげで定期テストは点数をとることができたのです。

 

何でもかんでも自分に厳しくすることはありませんが、勉強くらい自分に厳しくしてもいいと思います。

そうすれば勝つことができるのです。

勝つというのはもちろん合格することですよね。

 

自分に厳しく!これを徹底するように心がけましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。