暗記能力を高めないと勉強はできるようにはならない。

うちの塾では確認テストを多く実施しています。

授業内容の確認だったり、語彙力の強化だったり、知識量を増やすためにやっています。

 

基本的にテストで点数をとるためには、知識量がないといけません。

たとえば、英単語を知らない子が英語の長文を読めるようになるでしょうか?

英単語が書けない子が英作文ができるようになるでしょうか?

 

知識がなければテストで何を書いていいかがわかりません。

とにかく自分の頭に知識を蓄え、いつでも引き出せるようにしておかないといけないのです。

 

今回の冬休みでは、小6に英単語の宿題を課しました。

まだ学校で本格的に英語を習っていない今のうちに、英単語をできるかぎり覚えたほうがいいと思います。

 

自分なりの覚え方でしっかりと練習してくれましたね。

ですが、一発で満点がとれたのは一人だけでした。

他の子はまだまだ暗記の努力が足りませんでしたね。

 

暗記してテストをしないと、自分が覚えているのかいないのかの判定ができません。

ましてや小学生なら、暗記をする経験が不足している場合も考えられます。

なので、今のうちに暗記の経験を増やしていけば、中学生になったときに役立つんですよね。

 

生徒の中には、全く暗記ができない子もいます。

この子には毎日コツコツ覚えるようにしなさいと指示しているのですが、それすら守ることができません。

やる気はあるのですが、暗記ができないのでテストの点数が上がってこないのです。

 

逆に暗記だけ早い子もします。

こういう子は暗記して、知識が頭にあるものの、それを適宜引き出すことができません。

知識だけあったとしても、引き出せないのであれば、テストの点数は伸びません。

 

私としては、まず上げるのは「暗記力」だと思っています。

すべての土台は暗記によって形成されていくのです。

貪欲に知識を頭に埋め込んでいきましょう。

 

暗記が終了したら、次はそれを活かすために問題を解きましょう。

結局、頭で覚えても引き出せないと意味はないですからね。

 

その2段階がうまくいかないとテストの点数はあがりません。

やるべきことをしっかりとやって、着実にテストの点数を上げていきましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。