冬期講習が明け、今日から通常授業が再開しました。
インフルエンザやマイコプラズマ肺炎などが巷では流行っている様子ですね。
みなさんも気をつけてくださいね。
さて、今日の話題は受験生必見ですね。
近年、本番に弱い子というのが確かにいるなと思っていたんですが、どんな特徴をもっているのかがよくわかっていませんでした。
今年のうちの受験生の中にも本番に弱い子がいるのですが、その子たちを観察してあることがわかってきました。
どうやら本番に弱い子にはある特徴があるようなのです。
では、その特徴を話しますね。
あくまでも私見なので間違っているかもしれませんが、ご容赦ください。
本番に弱い子というのは、まじめな子であることが多いです。
まじめといっても、それはテストにおいてです。
テストにおいてまじめというのは、テストで間違えるのを嫌がることです。
普段は間違えをそんなに気にしないのに、テストになったとたんに間違えたくないと考えてしまう。
誰しもテストで失敗はしたくありませんので、その心境になったとしても仕方がないように思われます。ただこの場合は、本番だけそういう心境になるのがいけないのです。
理想は普段の勉強から間違えに敏感であることです。
自分が間違えるポイントがあることを自覚し、それを普段から直そうとする。
そうすることで本番のテストでもその間違えに気づくことができ、点数を落とさなくて済むようになります。
しかし、本番に弱い子というのは、普段そんな間違えをなくす努力をしていないのに、本番だけ間違えないように気をつけようとします。
そうなると本番のテストだけ異様に慎重になってしまい、普段間違えないような間違えさえしてしまうのです。
簡単に言えば、テストのときだけ満点を狙おうとしているのです。
満点など取る必要がないのにです。
むしろ、自分の実力が満点をとれるだけのものを持っていないのに、本番になったら満点がとれるわけがありません。
逆に、テストでも普段と同じように問題に臨む心境をもつことができる子は、本番には弱くないものなんです。
適度に力を抜いてテストに臨みますからね。大けがをすることがないんです。
本番に弱い子というのは、意識を変える必要があります。
それはギリギリでいいから合格さえすればいいと開き直ることです。
ギリギリ合格だろうが、高得点の合格だろうが、合格は合格です。
少々間違えたっていいんだと思い込むことこそ、本番に強くなるために必要なことだと思いますよ。
満点ではなく、合格点ギリギリを狙って、楽な気持ちで試験に臨みましょう。
それでは、今日はこの辺で。