今日、学校は終業式でしたね。
学校から通知表が配布されていると思います。
保護者の方々には必ずしっかりとご覧になっていただきたいですね。
今日さっそく、とある中3生が通知表を持ってきたので確認したんですが、その生徒の成績が思ったよりよくないのです。
定期テストでは十分にいい点数はとっているのにも関わらず、成績がよくないのです。
じっくり見てみると、やはりある項目がほとんど「B」になっていました。
それは教科ごとにある一番上の項目です。
左にある一番上にある項目といえば・・・「関心・意欲・態度」です。
これは学校での授業態度によって変化していきます。
頭がいいとか悪いとかは関係がないのです。
まじめに授業を受けているか、それが先生に伝わっているかが大事なのです。
私がこの生徒にその点を指摘すると、
この生徒は「いや、授業はちゃんと聞いていたよ!」と反論しました。
ただ、いろいろと話を聞いてみると、ぼろが出てきました。
「だってこの先生の授業つまらないんだもん」
この生徒がどれだけまじめに受けていると言っても、この生徒が先生に対して尊敬の意志がなければ先生からは認められることはないでしょう。
先生だって人間です。
自分の授業をしっかりと聞いてくれない生徒の成績を良くしようとは思いません。
逆に言えば、先生から好かれさえすれば、頭が悪くてもこの項目を「A」にすることが可能なんです。
学校の先生に好かれない子というのは、通知表を「5」にすることは難しいでしょうね。
どれだけ勉強して定期テストの点数を上げようとも、学校の授業を軽く扱っている子の成績は「5」にはなりません。
通知表で「5」がとれる生徒というのは、素直な子でなければいけません。
先生の言うことを素直に聞かないといけません。
それができて初めて人に認められるのです。
自分さえよければいいというのは、いつか自分の首を絞めることになります。
学校の先生全員に気に入られる必要はありませんが、一部の先生だけでも好かれるようになるべきです。
人に好かれる子はゆくゆくは周りの人がその子を支援してくれます。
学校はそれを教えてくれる場です。
「関心・意欲・態度」に問題があるのなら、すぐに修正してあげた方がいいかもしれませんよ。
それでは、今日はこの辺で。