推薦で大学に行くのがおススメなんだけどな・・・

昨日怒られた中3生二人は、今日自分の行いに対して謝罪してくれました。

約束ごとを守らなければ、こうなることをしっかりと覚えておいてほしいですね。

 

約束を守るというのは、勉強するよりも大事なことだと思います。

約束を破り続けると、信用は地に落ちてしまいますからね。

 

一度、失った信用は取り戻すのが難しいものです。

生徒たちにはこういうことも学んでほしいですね。

 

とはいえ、どうしても体調が悪かったり、用事があったりした場合は、約束を守れないときがあると思います。

そういうときは正直にその旨を教えてほしいですね。

 

さて、今日の本題に。

 

とある高2の生徒がいます。

もう高2の冬ですから、今後に向けての方針を立ててもらわないといけません。

先週、どうすればいいのかを考えてきなさいと宿題を出していました。

 

そして、今日、その返事を聞くことになっていたのですが、どうやら学校でも進路調査表を書かなくてはいけなかったらしく、私の指示と丸被りしていましたね。

どの高校でもそうだと思いますが、基本的にこの時期は進路について真剣に考えなくてはいけないのでしょう。

 

で、この生徒はとりあえず大学進学を希望ということでした。

そして、その方法として、公募推薦を選んでいました。

公募推薦というのは、学校の成績=評定の平均で大学を受けることができるものです。

 

たとえば、とある大学を推薦で行きたいとします。

その大学を公募推薦で受けたい場合は、その大学が示している評定平均を超えておく必要があります。

 

もし、この大学が出している評定平均が3.5以上ならば、学校の成績の平均が3.5を超えていないといけません。

とはいえ、これでは受験資格を得ただけですので、合格するかどうかはわかりません。

 

できれば、評定は高い方がいいです。

条件が3.5だからといって、3.5付近の生徒が合格するのは難しいでしょうね。

 

なぜなら、推薦で大学を受けようとしている子たちは基本的に成績優秀な子だからです。

優秀な子たちが評定平均4以上持っていたとしたら、その子たちに勝つのは難しいでしょう。

 

だからこそ、私は高校生に推薦で大学に行きたいなら、定期テストはしっかりと勉強しなさいと指示をしています。

推薦で大学に行くということは、普段の頑張りがないと厳しいのです。

3年間、しっかりと勉強を続けて、それで勝ち取ることができるのが推薦資格なのです。

 

中学生であったとしても、大学進学まで視野に入れているのであれば、高校に入ってからも勉強しないといけないですよ。

多くの人が高校に入ることを最終目的のようにしていますが、あくまでもそこは通過点にすぎませんからね。

 

本当の自分の道をできるだけ早く決めて、しっかりと準備をしていくことが大事だと思いますよ。

とりあえず上記の生徒が頑張らないといけないのは、学校の勉強ですね。

定期テストでしっかりと点をとって、いい成績をとらないと、推薦がもらえても合格はできないですからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。